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Apple、2025年度第3四半期決算報告を発表

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地域別売上高

地域別売上高

Appleが、2025年度第3四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は940億ドル、純利益は234億ドル、希薄化後の1株当り利益は1.57ドル。前年同期の業績は、売上高が858億ドル、純利益は214億ドル、希薄化後の1株当り利益は1.40ドル、当四半期の米国市場以外の売上比率は57%だったと報告しています。

昨年同期と比べた各国の売上高は、アメリカが9%増、ヨーロッパが9%増、中国が4%増、日本が13%増、アジアパシフィックが20%増となっています。


製品別売上高

製品別売上高

過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は昨年同期と比べて14%増となり、Macの販売が増えています。

iPhoneの売上高は昨年同期と比べて13%増となり、iPadの売上高は昨年同期と比べて9%減となっています。

iPhone、Macの売上高が大幅に増加しています。


その他売上高

その他売上高

その他のiTunesとソフトウェアの売上は、AppleCareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」は、昨年同期と比べて13%増となっています。

Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上に、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Wearables, Home & Accessories」は、昨年同期よりも13%増となっています。

決算報告カンファレンスにおいて、Tim Cook CEOは「iPhone 16の販売台数はiPhone 15と比較して2桁の力強い増加を見せ、新モデルへの買い替えユーザーの間で人気が高まっている。」と説明しています。

また、iPhoneは2007年の発売以来30億台目を出荷したことも明らかにしています。

Tim Cook CEOは、AppleはAI開発ロードマップを加速させる買収に「非常に前向き」だと述べ、AIは「私たちの人生で最も奥深い技術の一つ」だとし、Appleは投資を「大幅に拡大」し、社内のAI開発に人員を再配置していると付け「私たちはAI開発に全力を注いでいます」と述べています。

Tim Cook CEOは、 AppleはApple Intelligenceを搭載した、よりパーソナライズされたSiriの開発を「順調に進めている」と述べ、Appleはこれらの機能を来年リリースする予定だと説明しています。

Tim Cook CEOは、ChatGPTのような大規模言語モデルが将来コモディティ化する可能性について質問され「AIは私たちの人生における最も奥深い技術の一つであり、あらゆるデバイスに大きな影響を与えると考えています。このチェーンのどの部分がコモディティ化され、どの部分がコモディティ化されていないのでしょうか?今日はこれについてあまりお話ししたくありません。私たちの戦略の一部が漏れてしまうからです。」と述べ回答を拒否しました。

Tim Cook CEOは、Appleの売上高10パーセント増のうち約1パーセントは、関税を回避しようと顧客がより多くの製品を購入したことによるものだと考えていて、関税により同社は第4四半期に8億ドルの損失を被り、2025年度第1四半期にはその影響が11億ドルに達する可能性があるとの見解を示しました。


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