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WSJ:Appleはテレビとニュースに未来を托す

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WSJが、Appleの「Apple Special Event March 2019」に関する長文記事を公開しています。

Appleは、イベントにおいて、動画とニュースの配信サービスを発表する予定で、これにより年間売上高で数十億ドルもの収入が生まれ、iPhoneユーザーと会社との関係を深めると考えているそうです。

Appleは新しいTVアプリをRokuやスマートTVを含む複数のプラットフォームに移植することを交渉中で、これは同社のソフトウェアとサービスを自社のデバイスに限定することを長年望んでいた企業にとっては異例の動きとなり、これらの販売契約のいくつかについて発表される予定だと関係者は話しているそうです。

Tim Cook CEOは、2017年末頃にiPhoneを主軸とするビジネスが市場で飽和することを予測し、新しい収益モデルとしてAppleのサービス部門での収益を倍にする計画を立て、定期的にサービスチームのメンバーと会議を行い、どのアプリの売れ行きが良いか?、Apple Musicの購読者は何人か?、iCloudストレージに加入している人数など詳細な質問を行っていたようです。

Appleはライバルであるサムスン電子が製造したテレビに、Apple製のiTunes Movies and TV Showsアプリを搭載し、Appleのハードウェアを必ずしも所有していない人々が利用できるようにすると発表しており、Appleの幹部らは、テレビメーカーとの交渉中に、Netflixや他社と競合するためにはできるだけ広い範囲でアクセスできるようにする必要があることを明らかにしたそうで、その結果、昨年、AppleはApple MusicをEchoスマートスピーカーで使用可能にする契約をAmazon.comと取り交わしています。

AppleのApple Music、iTunes担当マーケティングヘッドJon Gieselman氏は、Appleのパートナーとのミーティングで「私たちはApple Musicを間違えた。Appleだけでやることが出来ると思っていたが、追い付くまでに長い時間が掛かり過ぎた。」と話したそうで、これまでのAppleエコシステムから、サービス提供プラットフォームを拡大する考えがあることを示唆したそうです。

Appleのサービス部門内には、iPhoneユーザーに同様の特典を付与するよう求める声も一部あったそうですが、Tim Cook EOやや経営陣は、この後発表されるサービスが有料であることを明確にしているそうです。


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