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Bento 4 for iPadをシーンに合わせて、リアルタイムに記録項目を追加する便利なメモとして活用する

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Bento 4 for iPad

Bento 4 for iPad

ファイルメーカーが、Mac版「Bento 4 for Mac」に続いて、iPad版Bentoのバージョンアップ版「Bento 4 for iPad」をリリースしましたが、この新しいバージョンから、データーベース作成時に、デザインツールからドラッグ&ドロップするだけでデザイン制作が行えるようになりました。

この機能は、データベースのデザインを簡単に行うために用意された機能ですが、これを会議やセミナーなどでメモを取る場合に、リアルタイムにオブジェクトを追加することで、高機能なメモアプリとして使用出来るのではないかと考え試してみました。

なお、この方法でリアルタイムレイアウトを利用したメモを取る場合、最終的にデータベースレイアウト化するため、別のメモを取る場合は、レコードを追加するのではなく、新規ライブラリ作成する必要があります。

最初に左下の丸いボタンをタップして、新規ライブラリを選択し、一番下にあるメモを選択します。


トピックには講演タイトル、講演者情報など、始まる前に記入しておける部分を埋めて準備するのが良いでしょう。

ベースとなるテンプレートは、リアルタイムメモとしては余分な項目があるため、右上のペンアイコンをタップして、講演が始まる前に削除しておきます。

とりわけ、縦に伸びたスペーサーは後々レイアウトで困る事になるので削除するのが良いです。


メモを取る項目は、新規フィールドから「テキスト」を選んで、ドラッグ&ドロップします。

フィールド名は、何でも構いませんが、分かりやすい項目名を付けると良いと思います。

キーボード中央のフルスクリーンボタンをタップすると、このメモ項目部分だけ表示させて記入することが出来ます。


メモを取っている場面で、スライドや配布資料を撮影する場合、あまりにスライドの送りが早い場合は、オブジェクトを追加から「イメージボックス」を選択し、ドラッグ&ドロップして、すぐにイメージボックスをタップしてピクチャーを選択ボタンをタップし「メディアを取り込む」をタップすると、カメラが起動し撮影することが出来ます。

新規フィールドの「メディア」でもカメラ撮影した写真を取り込むことが出来ますが、ペンアイコンをタップして、レイアウトモードを一旦終了しなければならないため、即写向けは、オブジェクトの「イメージボックス」だと覚えておくと良いです。


新規フィールドの「メディア」を配置して、会議やセミナーを録音することが出来ます。

この録音はバックグラウンド動作させることが出来ないため、メモ書きが間に合わない時などの補助として活用するのが良いと思います。


重要項目がある場合は、新規フィールドから「レート」をドラッグ&ドロップして星を付けることで重要度を確認しやすくすることが出来ます。


もし、位置情報や地域情報が出た場合は、新規フィールドから「場所」をドラッグ&ドロップして、メモ内に地図情報を配置することが出来ます。

イベント会議前ミーティングで、複数会場が提案された場合、地図を複数貼付けると、後で移動距離を把握するのに便利だと思います。


最近のIT系セミナーでは、スライドの下に参照元のURLが表記されている場合が多いと思いますが、そんな時は、新規フィールドの「URL」をドラッグ&ドロップしてURLをメモすると良いと思います。

このURLフィールドは、Safariで開くことが出来ます。テキスト内でもURL記入は出来ますが、選択するのが面倒なので、こうして別のURLフィールドを用意した方が簡単だと思います。


社内会議で、社外秘の内容がある場合、新規フィールドで「暗号化」をドラッグ&ドロップすると、フィールド内の内容を暗号化してメモを取ることが出来ます。

よくセミナーで「ここだけの話し」として聞く場合があると思いますが、そうした内容も暗号化フィールドを使用することで、第三者に議事録を見せる場合でも、シークレット項目としてロックした状態で見せるといったことも出来ます。


ビジネスセミナーなどで「表」が出てきた場合、別の手書きメモで手書きして、それをメディアで取り込むといった方法もありますが、新規フィールドで「簡易リスト」をドラッグ&ドロップすると、表形式のリストを配置することが出来るため、このリストを使って「表」をメモすることも出来ます。

この「表」をメモするという機能は、他のメモアプリにはまず無い機能の1つだと思います。


Bento 4 for Mac

Bento 4 for Mac

Bento 4 for Mac(Ver.4.1以降)と同期すると、メモした内容をMac側にも転送することが出来ます。

この転送した内容を、Microsoft Word for Mac 2011でレポート作成する場合、有効活用することが出来ると思います。


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