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Code 2022:Tim Cook CEO、故スティーブ・ジョブズ氏との最大の相違点を明らかに

Code 2022:Tim Cook CEO

Code 2022:Tim Cook CEO

CNBCのmake itが、2022年9月6日〜8日に開催されたテクノロジー業界のトップリーダーに向けたカンファレンス「Code 2022」において、Tim Cook CEOが、故スティーブ・ジョブズ氏に関して語ったと伝えています。

Tim Cook CEOは、スティーブ・ジョブズ氏とまったく同じようにAppleを経営することが自分の目標であったことはないと話し、しかし、ジョブズ氏の影響は今でもAppleに強く残っていると語ったそうです。

Tim Cook CEOは「私たちは、"スティーブならどうする?"と言って座っているわけではありません。 彼は、それをしないように私たちに言いました。」と話し「しかし、現実には、彼は私にとって断トツで最高の教師でした。その教えは、私だけでなく、(Appleにいる)たくさんの人々の中に生き続けているのです。」と話します。

Tim Cook CEOは「毎週月曜日の午前9時にAppleのトップが会社の最大の問題について話し合うミーティングという伝統を維持していると述べ、多くの点で、それはまだスティーブがそれを設定した方法で実行していて、また、製品のグループごとに別々のビジネスユニットに会社を分割することもしていない。」と話します。


Tim Cook CEOは「常に議論があった。ジョブズと議論しないという言い伝えがあるのは知っていますが、そんなことはありません」と話し「実際、議論しなければ、彼はあなたを殺すでしょう。そして彼は、議論して反撃することを快く思わないような人たちとはうまくいきませんでした。」と語っています。

そのような議論のひとつとして、2007年にデビューしたiPhoneのAppleの販売戦略をめぐるものだったとTim Cook CEOは話します。

ジョブズ氏は、Appleがスマートフォン通信事業者の月次売上から収益分配を得ることを主張したそうです。一方、当時Appleの最高執行責任者(COO)であったTim Cook氏は、通信事業者がAppleにiPhoneの代金の一部を前払いし、その代金を顧客の月額利用料から回収する補助金モデルを望んだそうです。

オリジナルの iPhone は補助金なしで 499 ドルで発売されました。ジョブズ氏の思い通りになったが、長くは続かなかったのです。1 年後、iPhone 3G の価格は 199 ドルになり、Appleが収益分配を受ける代わりに、顧客には補助金が与えられ、補助金のアプローチがデバイスの大幅な成長を後押しました。

Tim Cook CEOは「彼のやり方は、より創造的で、より異なっていた。少なくとも私は、私のやり方の方が早く拡大できると強く感じていました。」と話し「Appleは当初ジョブズ氏の提案したモデルを採用し、その後Tim Cook CEOのアイデアに切り替えたが、これはジョブズ氏がクリエイティブなアプローチを好むことはAppleの標準的なやり方だった。」と話したそうです。

Tim Cook CEOは、ジョブズを一言で表すとしたら「好奇心」と答えたそうです。


Tim Cook CEOは、参加者から「なぜ iPhoneが RCS (リッチ コミュニケーション サービス) を採用しないのか?」と質問され「現時点では、ユーザーがそれに多くのエネルギーを注ぐように求めているのを聞いていません。」と話し「母親ともっとシームレスにメッセージをやり取りしたいのであれば、母親に iPhone を購入することをお薦めする」と提案したそうです。




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