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InterBEE 2009:Telestream、ネットワークデータキャプチャー「Pipeline」を展示

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Pipeline

Pipeline

2009年11月19日から幕張メッセにて開催された「InterBEE 2009」において、Telestreamが、共信コミュニケーションズのブースの一角に出展し、VTRデッキ と SDIなどのインターフェイスで接続し、指定codec にて デジタイズ した上でデジタイズデータを TCP/IP 経由で編集マシンにまで転送させる「Pipeline」製品群の展示・デモを行っていました。

Ethernet ケーブルでネットワーク接続された編集マシンからは Pipeline はデジタイズデバイスとして見えますので、Pipeline と VTRを RS-232c で接続しておけばネットワーク経由でVTRの制御などが可能になります。

これによって、編集マシンごとにデジタイズ用のキャプチャーカードを用意しておく手間が省けるだけでなく、ネットワークで接続するだけですので1台のVTRを容易に複数の編集マシンから共有することが可能になります。

InterBEE 2009 においては、未公開のFirmware とドライバを利用して、デジタイズデバイスである "Pipeline" に対して映像を送り込み、出力させるデモを行っていました。このFirmware群が発表されれば、Pipeline はデジタイズデバイスから、デジタイズ・出力の双方向が可能なデバイスとなる事となり、複数の編集マシンから 1つのモニタに映像を出力する「プレビュー」のような現場で非常に有用なデバイスとなります。


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