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Apple、360 VR編集に対応した「Final Cut Pro X 10.4」を配布開始

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Final Cut Pro X 10.4

Final Cut Pro X 10.4

Appleが「Final Cut Pro X 10.4」の配布を開始しています。

システム条件:macOS 10.12.4以降、4GBのRAM(4K編集と3Dタイトルには8GBを推奨)、OpenCL対応グラフィックカードまたはIntel HD Graphics 3000以降、256MBのVRAM(4K編集と3Dタイトルには1GBを推奨)、4GBの空きディスク領域。

一部の機能にはインターネットアクセスが必要です。料金が発生する場合があります。Blu-rayディスクの作成には、Blu-rayレコーダーが必要です。


バージョン 10.4 の新機能

60 VR編集
・360°エクイレクタングラービデオを読み込んで、さまざまなフォーマットとフレームサイズで編集
・接続したVRヘッドセットに360°ビデオを出力*
・360°ビューアを開き、編集しながら、ヘッドセットと正距円筒図法表示を同時にモニタ
・Final Cut Proの360°ビューアでVRヘッドセットの動きを追跡するオプション
・ブラー、グローなどの360°エフェクトを追加
・360°ビデオをYouTube、Facebook、Vimeoで直接共有
・360°パッチを使って、シーンからカメラやリグを瞬時に削除
・横オーバーレイを使って、360°ビデオの方向をビューアから直接、簡単に変更
・360°ビデオを非360°プロジェクトに読み込んで、パン、チルト、ズームをアニメート
・グラフィック、静止画、ビデオを360°プロジェクトに読み込んで、360°シーンにぴったり合うように位置とサイズを調整
・モノスコピックおよびステレオスコピック360°ビデオに対応

高度なカラーグレーディング
・1つの場所ですべてのカラーコントロールを操作できるインスペクタの専用カラータブ
・ヒュー、サチュレーション、ブライトネスを調整できる統合スライダで従来のホイールを改良した、強力な新しいカラーホイール
・カラーとコントラストを変更する複数のコントロールポイントを使って、極めて精密な調整を行えるカラーカーブ
・イメージの他の部分は変更せず、特定のヒューまたはブライトネスレベルを選択して調整を行えるヒュー/サチュレーションカーブ
・カラーカーブやヒュー/サチュレーションカーブでスポイトを使って、イメージの一部をサンプリングしてすばやく調整
・“バランスカラー”コマンドに手動ホワイトバランス用のスポイトが付属
・人気のあるカラーグレーディングAppやサイトからカスタムLUTを適用
・精密なキーフレームコントロールを使って経過時間でカラーを補正
・カラー調整用の新しいキーボードショートカットとロールベースのタイムラインナビゲーションによる、カラー補正操作の高速化
・ざっとプレビューして高速に検索できるカラープリセットをエフェクトブラウザ内に配置
ハイダイナミックレンジ
・HDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオをRec. 2020 HLGまたはRec. 2020 PQ for HDR10で読み込み、グレーディング、配信
・他社製I/Oデバイスを使って他社製HDRモニタにビデオを出力
・HDRのブライトネスレベルを最大10,000 nitまで測定できる組み込みの波形モニタ
・HDRをSDR(標準ダイナミックレンジ)出力に簡単にトーンマッピングしたり、PQフォーマットとHLGフォーマット間を変換したりできるHDRツール
・HDRモニタのない環境でHDRをRAW値で表示するオプション
追加機能
・iMovie for iOSプロジェクトを直接Final Cut Proに送信し、高度な編集、オーディオ操作、仕上げ作業を実施
・Apple製デバイスからHEVC(High Efficiency Video Coding、別名H.265)ビデオクリップとHEIF(High Efficiency Image Format)写真を読み込み、再生、編集**
・Compressorに送信し、ビデオプロジェクトをHEVCフォーマットで書き出し
・拡大/縮小が可能な新しいデザインのインターフェイスを備えたLogic Pro Xから、エフェクトプラグインを使ってオーディオを調整
・Canonからの追加ソフトウェアでCanon Cinema RAW Lightフォーマットに対応
・メタル2を使ってオプティカルフロー解析を高速化
・NFSベースのライブラリとメディアに対応
・新しいカラー・グレーディング・コントロール、360 VRエフェクト、HDRをサポートするXML 1.7

* 互換性のあるVRヘッドセット、macOS High Sierra、およびSteamVRが必要です
** HEVCおよびHEIFのサポートにはmacOS High Sierraが必要です

その他の修正点に関してはFinal Cut Pro X バージョン 10.4 リリースノートを参照して下さい。


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