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PC Watch、Appleのフィル・シラー氏、ネットブックについてコメントする

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PC Watch

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PC Watchの大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」で、MacBook (Late 2008)、MacBook Pro (Late 2008)に関して、Appleのワールドワイド・プロダクトマーケティング担当シニアヴァイスプレジデント、フィル・シラー氏へのインタビューを掲載しています。

その中で、500ドルPC「ネットブック」についてコメントしています。

フィル・シラー氏は、各メーカーは、500ドルで売るために、様々な機能や技術面で妥協して、性能を下げてまで販売していると指摘し、ハンドルが付いて、4つのタイヤが付いた車でも、安いGMのビューイックを買う人もいれば、BMWを買う人もいると説明し、Appleが提案する製品としては、500ドルは販売出来ないので、現時点では考えていないそうです。


このAppleのネットブックに関しては、MacworldのPeter Cohen氏が「The case for an Apple netbook」で、やろうと思えば出来るんじゃないか?と書いています。

私は、たぶん無理だと思います。その根拠は、日経トレンディネットの戸田 覚のPC進化論「ネットブックを「自腹購入」見て、触って、分かった真実とは?」など使用された方のレポートを見て明らかのように、iTunesや画像編集などの処理性能がまったく足りていないからです。

デザイン的な面だけで、中身はどうでも良いという人には500ドルでも満足出来るのでしょうが、Appleは、Mac OS X Leopard、iLife '08、Macintoshをセットにして販売し、どの製品も、基本的な製品説明に統一性を持たせています。

メールとインターネットだけ出来れば良い。そんなものは、Macでなければならない理由などありません。iPhone 3Gで、まったく問題ないような気もします。

もし、Appleが、現時点の部材調達で500ドルPCを販売したとしても、iLife '08の非対応モデルとなってしまうと思います。

学校教育は、それで良いのでしょうか? 高等教育で、HTMLのタグまで学習する現在、そんなものが教育現場で本当に使えるのでしょうか?

デザインはApple製、でも、中身はMac OS X Leopardだけ。。

ハード、OS、ソフトウェアを同時に開発するAppleには、ハードだけの価格で製品を考えることは到底無理です。

きっと欲しいと思う人は、本当にメールとインターネットしか使っていないのでしょうね。


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