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WWDC24:Apple幹部、The Talk Show Live From WWDC 2024で多くのバックストーリーを語る

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The Talk Show Live From WWDC 2024

The Talk Show Live From WWDC 2024

WWDC24開催期間中に、Daring FireballのJohn Gruber氏がモデレーターを務める恒例イベント「The Talk Show Live From WWDC 2024」が開催され、そのイベントの様子がYouTueにて公開されています。

今回は、プラットフォームとソフトウェアパートとして、ワールドワイドマーケティング担当シニアヴァイスプレジデントGreg Joswiak氏、ソフトウェアエンジニアリング担当シニアヴァイスプレジデントCraig Federighi氏が登場しています。

Apple Intelligenceパートとして、機械学習&AI戦略担当シニアヴァイスプレジデントJohn Giannandrea氏が加わる形でトークショーが行われています。

Apple Vision Proの売れ行きはあまり良くないと言われているが?と質問されると、 Craig Federighi氏は「iPodを最初発表した時、399ドルでCDプレイヤーは39ドルだった。これを一体誰が買うんだ?と散々言われたが、その2年後には爆発的人気を得た。iPhoneも最初発表した時の目標は携帯電話市場の1%だったが、ギリギリ達成できるような状態だった。プラットフォームを作るということは時間がかかり、短期的な成功に対しては評価をするが、長期的な成功に対しては評価が低いのが一般的な認識だ。」と説明しています。

Googleが検索結果でプレビューテスト中の生成AI「AI Overbiew」で「ピザのチーズに接着剤を入れる」と回答するなどの問題について質問されると、John Giannandrea氏は「LMSで対処しなければならない問題が2つあり、1つは「幻覚」で、あなたが言った明らかな間違いがその例です。研究コミュニティでは、こうした不適切な発言を安全性の問題と呼んでいて、物事が悪いことや違法であることを知っています。Appleは裁定者になりたいとは考えていないため、言葉の膨大なブロックリストは持っていません。不適切な使用を増幅させないバランスポイントを見つける必要があり「ガードレール」と呼ばれるものが膨大な数にあたり、特定のトピックがオフであることを確認するためのシステム技術と立ち入り禁止を知っています。」と説明しています。

Image Playgroundはフォトリアリスティックな画像を生成することはできないよだが?と質問されるとCraig Federighi氏は「ディープフェイクのようなものが生成されないようにした。」と説明し、現実世界の人物や場所の写真と間違われることがない画像が生成される仕組みに敢えてしているそうです。

また、Craig Federighi氏は「写真アプリに追加された「クリーンアップツール」に関して、それを使用したことを示すメタデーター(C2PA準拠)」が必ず入ると説明しています。なお、ステガノグラフィまでには踏み込んでおらず、イメージファイル自体に Image Playground の認証を埋め込む計画はないようです。


Theater

Theater

なお、今回はSandwichSpatialGenなどの協力を得て、空間ビデオアプリ「Theater」を利用した空間ビデオライブ配信が行われていました。



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