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Apple、2024年春後半から、EUにおいてiOSアプリのWeb経由配布を許可

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EU域内でのiOS、Safari、App Storeに関する変更

EU域内でのiOS、Safari、App Storeに関する変更

Appleが、開発者のウェブサイトから直接アプリを配布する新しい方法の導入など、EUでアプリを配布する開発者により多くの柔軟性を提供すると発表しています。

Appleが、2024年1月25日に、EU域内でのiOS、Safari、App Storeに関する変更を発表した内容の具体的な説明になります。

EUにおけるアプリの代替条件補遺に同意した開発者には、EUにおけるアプリのための新しい選択肢として、代替アプリマーケットプレイス、2024年春後半からウェブサイトからの直接配信などが行えるようになります。

代替アプリマーケットプレイスは、マーケットプレイスの開発者のみが提供するアプリのカタログを選択することができます。

外部のウェブページでデジタル商品やサービスの取引を完了するようユーザーを誘導する場合、デベロッパーはプロモーション、割引、その他の取引をどのようにデザインするかを選択できます。

Appleが提供するデザインテンプレートは、主要な購入やプロモーションのユースケースに最適化されており、現在はオプションとなっています。

2024年春以降のソフトウェアアップデートで利用可能になるウェブサイトからの直接配信は、認定デベロッパが、デベロッパが所有するウェブサイトから直接EUユーザにiOSアプリケーションを配布できるようにします。

Appleは認定デベロッパに対し、ウェブからのアプリケーション配布、システム機能との統合、ユーザのアプリケーションのバックアップと復元などを容易にするAPIへのアクセスを提供する予定です。

デベロッパ向け情報「Getting ready for Web Distribution in the EU」によると、適格性と要件として、EUに設立、居住、または登録された組織としてApple Developer Programに登録している事、2年以上連続してApple Developer Programで良好な状態のメンバーであり、前暦年にEUのiOSに年間100万回以上の最初のインストールがあったアプリを持っている事などの条件が付きます。

コアテクノロジー料金として、Apple Developer Programのメンバーシップには、App Store、代替マーケットプレイス、および/またはWebディストリビューションから配布されたアプリの年間100万回の最初の年間インストールが含まれていますが、過去12ヶ月間に100万を超える最初の年間インストールごとに0.50ユーロのCTFを支払う必要があります。


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