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Google、生成型AI「Bard」が正式に日本語と韓国語に対応

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Bard

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Googleが、Google I/O 2023において、生成型AI「Bard」に関して、正式に日本語と韓国語に対応したと発表しています。

Google の大規模言語モデル(LLM)である「PaLM2」を利用していて、LLM は言語のパターンを拾い上げること、それを使って文章の中で次に来る確率の高い単語を予測することを学習します。

例えば、 LLM は学習していくうちに、「ピーナッツバターと〜」に続く単語は「ゼリー」である可能性の方が「靴ひも」のような単語よりも高い、と予測できるようになります。 しかし、 次に来る確率が最も高い単語だけを LLM が選べば、創造性の低い回答になってしまいます。

そのため、 LLM には多くの場合、より面白い回答を生み出すために、確率が多少低いとはいえそれなりに妥当な選択肢を選ぶという柔軟性が与えられています。このような仕組みを用いて、幅広い質問(プロンプト)に対して柔軟に回答を生成します。

しかし、このような革新的な技術でも、欠点がないわけではありません。たとえば、LLM は現実世界の偏見や固定観念を反映した幅広い情報から学習するため、回答にそれらが反映されることもあります。また、不正確、誤解を招く、または間違った情報を提供することもあります。

このような課題を認識した上で、Bard は、私たちの生産性を高め、アイデアを加速させ、好奇心を刺激するすばらしいパートナーとなるように、フィードバックをもとに、さらなる改善を加えたり、新機能を導入していくそうです。


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