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Inter BEE 2025:Blackmagic Design「Blackmagic URSA Cine Immersive」や「Blackmagic Camera ProDock」などを展示

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Blackmagic URSA Cine Immersive

Blackmagic URSA Cine Immersive

Inter BEE 2025において、Blackmagic Designが、Apple Immersive Video撮影カメラ「Blackmagic URSA Cine Immersive」や、iPhone Pro用拡張ドック「Blackmagic Camera ProDock」の実働展示を行っていました。

Inter BEE 2024では、Blackmagic URSA Cine Immersiveはモック展示でしたが、今回は実働ソリューション展示が行われていました。


Blackmagic URSA Cine Immersive

Blackmagic URSA Cine Immersive

Blackmagic URSA Cine Immersiveカメラ本体の他に、Blackmagic Media Moduleをマウントしファイル転送するための「Blackmagic Media Dock」や、Mac Studio (2025)/M3 Ultra 28コアCPU 60コアGPU/96GB/1TBなども設置されていて、Blackmagic URSA Cine Immersiveカメラで撮影したBlackmagic RAWクリップを用いた編集環境デモが行われていました。


aivuファイル書き出し

aivuファイル書き出し

Blackmagic URSA Cine Immersiveカメラで撮影したBlackmagic RAWクリップは「Blackmagic URSA Cine Immersiveギャラリー」でダウンロード可能なサンプルファイルとして公開されています。

ちなみに1GBで1秒程度のクリップと考えて良いです。

もし有料版の「DaVinci Resolve Studio 20」を所有されている方は、どれほど重たいファイルなのか持っているMac上で試してみると良いです。

ブースではDesert Extreme Offroadクリップ(8秒/7.9GB)を、Mac Studio (2025)/M3 Ultra 28コアCPU 60コアGPU/96GBでaivuファイル形式(Apple Immersive Video)で書き出した場合「59秒」かかりました。


aivuファイル

aivuファイル

次に26.81GBのBlackmagic RAWクリップをDaVinci Resolve Studio 20に読み込み、aivuファイル形式(Apple Immersive Video)で書き出した場合のファイルサイズを確認してみたところ「166.5MB」でした。

かなりファイルサイズが圧縮されるため、Apple Vision ProにAirDop転送でも送れるサイズにまで小さくなることが分かりました。


Blackmagic Camera ProDock

Blackmagic Camera ProDock

Genlockとタイムコードをサポートした「Blackmagic Camera ProDock」の実働デモ展示が行われていました。

+12V~+15V DC入力(ロック式の5.5mmバレルコネクタ)で、12V DC 60W電源駆動のため、モバイル運用は難しそうです。

アメリカではApple StoreとBlackmagic Designウェブストアで販売されていますが、日本でもApple StoreとBlackmagic Designウェブストアでの販売となるそうです。

価格は51,980円となります。


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