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パナソニック「LUMIX GF1」をデビューイベントでチェック

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LUMIX GF1

LUMIX GF1

パナソニックが、2009年9月12日,13日にLACHICにて開催した「LUMIX GF1 デビュー・イベント」で、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX GF1」をチェックしてきました。

スタッフによると、このLUMIX GF1は、同社が最初にマイクロフォーサーズ規格デジタルカメラとして発売を開始した「LUMIX G1」から内蔵ライブビューファインダー(LVF)をなどを省いて薄型化し、AVCHD Lite動画撮影機能を実現するため、LUMIX GH1で採用されたヴィーナスエンジンHDを搭載したレンズ交換式デジタルカメラだそうです。つまり、画質性能はLUMIX G1と同じということです。

なお、LUMIX GF1は、搭載されているマイクがモノラルで、外部マイク入力端子が無いため、AVCHD Lite動画撮影の音声はモノラルとなります。


ボディデザインは、LUMIX LX3系で、以前発売していた、フォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-L1K」とは違う印象を受けます。

背面の操作系は、LUMIX Gシリーズを踏襲していますが、録画ボタンが背面側になく、シャッターボタンの横に配置されています。

ペン E-P1のボディの重さが335gなのに対し、LUMIX GF1のボディは285gと軽いようです。

ペン E-P1は当然置いてあるわけがないので、LUMIX GH1をボディ(385g)だけにしてもらい、右手でグリップして重さを比べていました。

すると、LUMIX GF1はLUMIX GH1よりも重く感じました。

重いというよりかは、左に重心が寄っている感じで、ポップアップ式内蔵フラッシュ機構などを搭載したため、ボディの重量バランスが悪いんだと思います。

カメラは実重量よりも重量バランスの方が重要なんだな〜と思いました。


マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラといえば、オリンパスの「ペン E-P1」がありますが、ペン E-P1にはフラッシュが搭載されていないのに対し、LUMIX GF1は、左上に収納型ポップアップ式フラッシュが装備されています。ボディ内蔵型ではないのは、レンズ被りしないように配慮されているからだと思います。


DMW-LVF1

DMW-LVF1

また、ペン E-P1は、オプションで17mmパンケーキレンズ専用の光学ビューエアインダー「VF-1」が用意されていますが、LUMIX GF1は、オプションでライブビューファインダー「DMW-LVF1」が用意されています。

約20.2 万ドット相当のカラー液晶ビューファインダーなので、LUMIX G1に内蔵されている約144万ドット相当のフィールドシーケンシャルカラー方式カラー液晶ビューファインダーよりも性能は落ちますが、リコーのGX200の着脱式液晶ビューファインダー「VF-1」に似た仕組みで、チルト機構があります。なお、GX200の場合は、液晶ビューファインダーのチルトを使用して撮影すると、内蔵フラッシュのポップアップと干渉し利用出来ない場合がありますが、LUMIX GF1だと、そういった問題はありません。


LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.

LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.

LUMIX GF1に合わせたマイクロフォーサーズ規格のパンケーキレンズ「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.」も展示されていました。

マイクロフォーサーズ規格のパンケーキレンズとして、オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」が発売されていますが、開放絞り値が、F1.7と非常に明るいのが特徴的です。


LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.

LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.

あと、マイクロフォーサーズ規格初のマクロレンズとして、ライカレンズを採用した「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」もケース展示されていました。

実際に試せるかと聞いてみたところ、最終製品ではないが試用可能ということだったので試してみました。

まず、このレンズには、オートフォーカスのオン/オフ切り替えスイッチ以外に、最短撮影距離を切り換えるスイッチが付いています。

FULL側が15cm〜、LIMIT側が50cm〜の2つのパターンに切り替え可能で、ネイチャー系など、マクロ撮影を多用する人には、結構この機能は受けるような気がします。

なお、実際の表記は、0.15m、05mとメートル表記になっていて、距離のイメージを取りにくいと感じる方もいそうな気がします。


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