Appleが、WWDC21において、SharePlayを支えるフレームワークについて説明するセッション「Meet Group Activities」を公開しています。

この 1 年、つながりを維持する方法を見つけることがこれまで以上に重要だと感じたことは、誰もが認めるところで、これは Apple にとって非常に重要であり、ユーザーに有意義な新しい接続方法を提供したいと考えていたそうで、ダイナミックで自然なコミュニケーションであるSharePlayを、FaceTimeとメッセージに組み込んでいます。

Group Activitiesは、iOS、iPadOS、macOS で機能する統一されたエクスペリエンスを構築していて、WebKit を使用したWeb サイトでもGroup Activitiesを使用できます。

また、AirPods を含む Bluetooth デバイスに優れたオーディオを提供するように設計されています。

メディア エクスペリエンスの中核は再生ボタンで、ユーザーが時間を費やすコンテンツを決定する瞬間です。

Appleの目標は、システム全体のすべての再生ボタンが SharePlay と連携することだと考えています。

SharePlay は、プラットフォーム レベルでの再生時間の同時進行表示を処理するため、独自に再生することを心配する必要はありません。

デバイス上の「AVFoundation」に深く統合された、まったく新しい再生同期プロトコルを構築することで実現しています。

この再生同期の背後にある魔法は、メディアがいかなる方法でも再送信しないことを意味します。

ユーザーのエクスペリエンスを充実させるために、フレームワークを使用してイベントを投稿することが可能で、イベントにより、ユーザーは共有エクスペリエンスで何が起こっているかを知ることができます。

たとえば、イベントを投稿して、誰かがトラックを再生、一時停止、またはスキップしたことをユーザーに知らせることができます。

イベントを投稿すると、システムはユーザーにイベントについて知らせる通知を表示します。

なお、現在の API では、メディア再生エクスペリエンスのイベントのみを投稿できます。

Group Activities はまったく新しい Swift ネイティブ フレームワークであり、FaceTimeを介して共有エクスペリエンスを作成できます。

このフレームワークはクロスプラットフォームで、iOS、macOS、iPadOS、tvOS で利用できます。