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Fast Company Magazine:Tim Cook CEO、Steve Jobs氏の哲学やApple Watchについて語る

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Fast Company Magazine April 2015

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Mansueto Ventures LLCの電子雑誌「Fast Company Magazine April 2015」に、Tim Cook CEOへのインタビュー「TIM COOK ON APPLE'S FUTURE: EVERYTHING CAN CHANGE EXCEPT VALUES」が掲載されています。

Tim Cook CEOは、Steve Jobs氏について「世界最高の製品を作るために、狂気に満ちあふれるほど集中し、それによっていくつかの製品は生み出された」と述べ「成功の鍵を握るのは技術にあり、どれだけ売ったか?どれだけのユーザを獲得したか?には興味は無く、彼はベストな製品を作ることにフォーカスした」と話しています。


Apple Watchについては、小さな画面で作業するにあたり、ソフトウェアのUIを再考する必要があり、Mac、スマートフォン、タブレットの入力は、小さな画面ではうまく動作せず、新しいジェスチャーを開発することにしたと話し、それが感圧タッチだったと説明しています。

Tim Cook CEOは「我々は最初のMP3プレイヤーメーカーでは無かった。最初のスマートフォンメーカーでは無かった。最初のタブレットメーカーでは無かった。しかし、我々は、間違いなく最初の近代的なスマートフォンだった。我々は最初の近代的なスマートウォッチの1つとなると確信している。」と述べています。

Apple Watchに関しては、iPhone 5以降の端末が必要なため、販売目標数を持っていないが、きっと成功すると思っているそうです。

Apple Campus 2は、Steve Jobs氏が膨大な時間を割いて関わっていたプロジェクトで、Steve Jobs氏からの最大の贈り物だと思っていると述べ、これほどまでAppleが成長し、従業員が増えるとは思っていなかったため、現在、多くの場所にオフィスを借りているが、それは、Appleが望んでいる形ではないので、この新しいキャンパスに集約することを目標としていると延べています。


Fast Company Magazine April 2015

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このインタビューは、同月号に掲載されている、Brent Schlender氏とRick Tetzeli氏との共著「Becoming Steve Jobs」のダイジェスト「The Steve Jobs You Didn't Know: Kind, Patient, And Human」を執筆した著者らによって行なわれた内容となっています。

Tim Cook CEOは、Steve Jobs氏と初めて会った時の印象として「生意気で自信と情熱に溢れていた。しかし、ソフトな面もあり、自分が間違っていたと認め、変更する勇気も彼にはあり、それが品質にも繋がっていた」と話しています。


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