GoogleのAndroid XR搭載スマートグラスプロトタイプをチェック(日本語対応)
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Googleが、Google I/O 2025において発表した、Google が開発を進める「Android XR」搭載スマートグラスのプロトタイプを体験してみました。
Metaの「Orion」プロトタイプや、SnapのARメガネ「Spectacles」より軽量なのが特徴的です。
GoogleのXRグラスは、左側のヨロイ部分にカメラが搭載されていて、右側のレンズ側に小さなディスプレイが搭載されていて、ちらっと見る程度の表示領域となっています。
搭載されているカメラを使って写真や動画撮影が可能で、リアルタイム翻訳による会話も可能となっています。
多言語対応したGeminiを利用するため、日本語の声でも操作可能で、表示される言語もGeminiを経由していれば日本語の表示に対応しています。
写真を撮ると、すぐに画面にプレビューが表示され、仕上がりを確認できたり、見ているオブジェクトについて質問すると、日本語でポップアップ表示する機能なども搭載されています。
GoogleのAR(拡張現実)による歩行経路案内のように、次の曲がり角をヘッドアップで表示し、視線を下に落とすと、床に小さな地図が表示されました。
なお、基調講演では、韓国発のアイウェアブランド「Gentle Monster」や、ニューヨーク発のアイウェアブランド「Warby Parker」をはじめとする革新的なアイウェア ブランドとのパートナーシップを発表し、Android XR を搭載したスタイリッシュなスマートグラスを開発するそうです。
今回、サムスンと共同開発しているAndroid XR搭載ヘッドセットも体験することができました。
QualcommTechnologiesのチップセット「Snapdragon XR」を搭載し、バッテリーはApple Vision Proと同様に外付け型となっています。
操作はハンドトラッキング(両手操作)とアイトラッキング(視線操作)で行えます。
少しプラスチックっぽい印象ですが、比較的軽量で、後頭部の部分に付いたダイヤルで装着感を調節することができます。
ほかの多くのヘッドセット同様にフォービエイテッドレンダリング(中心窩レンダリング)を採用していて、中心視野の画像を最も鮮明かつ最高品質で描画し、視界の外側に向かうにつれて低解像度で描画しています。
最適化された空間環境に最適化されたYouTubeやGoogle フォトなどを楽しめるようになっていました。
協力:大石結花