MicrosoftMacBUのEric Wilfrid ゼネラルマネージャ と Patrick J. Fox マーケティング・プランニング シニアディレクターによる、報道関係者との意見交換会 "ラウンドテーブル" が開催されました。


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また、「これまで Office 2008 以前のバージョンを利用されていた方」や「iPhone で Microsoft Exchange 連携を始められた方」には、Office for Mac のほとんどのバージョンから Business Edition へのアップグレードが可能な「Office 2008 for Mac Business Edition アップグレード」が用意されているので、この機会にMS Exchange とシームレスに連携する Entourage 2008 が同梱されている Office 2008 for Mac Business Edition の世界を是非とも体験して欲しいということでした。

さて、今後の話の前に、Windows向けの Office 10 と共に発表されたOffice のクラウド版「Office Web Application」について。現時点でベータ版の「Office Web Application」ですが、Mac OS X からも Safari / Firefox によって利用可能です。クラウドサービスなので MacBU として特に行っていることは有りませんが、設計時点で Mac OS X での利用も念頭に置いての開発が行われています。

続けて、Office for Mac の次期バージョンについて。

現在、Windows版Office 2010 がベータテストも含めて開発が行われていますが、次期Office for Mac においても Windows版Office との互換性 (コンパチビリティ) を更に向上させつつ、生産性 (プロダクティビティ) の向上を図ることをテーマに開発が行われています。

まずは互換性について。

特に Entourage の改善が顕著であるので分かりやすいのですが、Entourage は次期Office と共に Cocoa ベースの「Outlook for Mac」となります。

Outlookへと名称変更されるのは、MS Exchange とのデータ・通信互換性が「一新」という表現が相応しいほど著しく向上していることによって「Windows版の Office と同等の機能・互換性を持てたために、名称を統一することで製品イメージを得やすくする」という理由によるもので、これによって Exchangeクライアント はMac・Windows 共に「Outlook」っと名称・イメージともに共通化がなされます。

 Outlook においては Mac OS X ネイティブの "Cocoa" APIベースのアプリケーションとなりますが、これはMac OS X ネイティブインターフェイス に準拠したアプリとするため。Mac OS X の コアAPI を徹底的に活用することで、Mac OS X 上で非常に高速に動作するだけでなく、Mac OS X ならではの美しいインターフェイスのアプリケーションとなります。

また、メールやスケジュールのデータを保存する データベース も一新されます。これによって検索性・検索速度が向上するだけでなく、TimeMachine において改変された部分のみを差分バックアップするというフル機能が利用可能になります。

Outlook 最後のフューチャーは IRM (Information Rights Management) のサポート。これはMS Exchange・MS SharePoint サーバと連動して動作する機能であり、メールなどのコンテンツ作成者が DRM を設定付与することで該当コンテンツについて「コピー&ペーストの禁止」「印刷の禁止」「転送の禁止」などの公開範囲の制限を設定することが可能になります。

ちなみに、Eric Wilfrid ゼネラルマネージャは「個人的には、無駄な情報が届いたり、余計な人にまで情報を出すことを防げるので「全員に返送」を禁止出来るのが大好き。」とのことでした。

生産性については、Outlook for Mac で Exchange との連携性が向上する事もありますが、更に大きな点として「Visual Basic のサポート」が有ります。

これは「財務部門などで多く使われている、Excel ファイルに設定された Visual Basic を Mac OS X でも正しく動作するようにする」事を主たる目的に行われている開発であり、「現在、開発部門では 初期ビルドが動作している状況だが、その動作状況は非常に満足できるもの。まだデモを出来るような状況では無いが、製品が完成した際にはユーザの方々に喜んで頂けると思う」というレベルで開発が進行中という事でした。

ちなみに、Mac OS X ユーザの利用状況として「Mac OS X ユーザが Visual Basic をゴリゴリ書いて利用するという状況は殆ど無く、Windows 環境で利用されている Visual Basic を正しく動作させる事に対するニーズが圧倒的だと考えている」と分析しており、この結果から「正しく動作させることを最大の目的」とした開発になっているようです。

生産性に直結するインターフェイスについては、「Office for Mac では「Mac OS X の1アプリケーション」「Office スイートの Mac OS X版」「Microsoft の製品」という 3つの側面性を持っており、これらの要素を欠かさず併せ持った製品とする必要が有る」ので、現在の Office 2008 for Mac よりも洗練されたものとなるように開発・調整を続けているということでした。Mac OS X のユーザが求めるメニューバーからのプルダウンするメニューは当然存在し、Windows版Office で搭載されているリボンUI については「更に洗練して搭載する予定」となっているという事でした。

これらの新しいインターフェイスを制定する上で非常に重要視されているのが「機能へのアクセス性」。Office は非常に巨大で、多機能なアプリケーション群なのですが、「その膨大な機能をフル活用出来ているのは僅かなユーザだけであり、生産性を向上させる手法や機能が搭載されているにも関わらず 必要とされる人に到達出来ていないケースが非常に多い」ことから、アクセス性を改善させるだけでも生産性は大きく向上すると考えており、これを実現する為の インターフェイス開発を行っているという事でした。

さて、これらの機能を搭載した 次期Office for Mac ですが、現時点で決定しているのは「アメリカ市場において、2010年末のクリスマス商戦に間に合うように開発が進行中」という事のみ。「日本市場にはアメリカ市場で出荷されて直ぐに出荷」されるという事でした。報道陣からの「アメリカでは 2010 だけど、日本では 2011 という製品名となるという事は無いよね?」という冗談に対して、笑いながら「それは無いね」という回答だったことから、非常に短いタイムラグでの投入になると見られます。

なお、暫定的に一部では「Office 2010 for Mac」などと呼ばれている場合も有りますが 製品の正式名称 や、パッケージのEdition別バリエーションの設定・種別などは現時点では一切未定ということで、「Office for Mac次期バージョン」というのが現時点での暫定名称となります。

最後に「法人ユーザであれば会社で Exchange サーバを構築して貰うことは可能だろうが、SOHO や 個人が Entourage や iPhone をフル利用する為に Exchange を利用するにはどうしたら良いのか。」という質問が報道陣から出ましたが、この問題については「NTT コミュニケーションズ や KDDI などの認定パートナーが行っているホスティングサービスを活用して欲しい 」ということで、必ずしもサーバを構築しなくても Exchange のパワーを安価に利用することは可能であると説明されました。



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