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iMac (27-inch Late 2009)/2.66GHz Core i5をiMovie 09で性能チェック

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手ぶれ補正性能比較

手ぶれ補正性能比較

発売が開始されたIntel Core i5を搭載したiMac (27-inch, Late 2009)/2.66GHz(以下、Core i5)と、Intel Core 2 Duoを搭載したiMac (27-inch, Late 2009)/3.06GHz(Core 2 Duo)とを、iMovie '09を使って性能を比較してみました。

素材として、1分のフルHD動画ファイル(1920x1080、60fps、H.264、123MB)を使用し、時間がかかる「手ぶれ補正」と、HD動画ファイル(1280x720、30fps、H.264)にダウンエンコードする「ムービ書き出し」を行なってみました。

まず、全てのファイルを選択し、手ぶれ補正をかけ、終了するまでの時間を計測してみました。

Core 2 Duoでかかった時間は6分53秒、Core i5でかかった時間は7分41秒でした。Core 2 Duoを100としてグラフにしてみると、Core 2 Duoと比べてCore i5は16%遅いという結果になります。


アクティビティモニタ

アクティビティモニタ

ただ、アクティビティモニタでCPUの使用率を見てみると、Core 2 Duoの場合約8割前後使用しているのに対し、Core i5は半分以下しか使用していません。

iMovie '09が処理を行なう手ぶれ補正処理は、上手くCore i5で処理出来ていないか、使い切るほどの処理依頼が出ていないのかもしれません。


ムービー書き出し性能比較

ムービー書き出し性能比較

次に、イベントに動画ファイルを全部配置し、頭に4.5秒のテキストを乗せて、共有>ムービー書き出しで大を選択し、ダウンエンコードにかかる処理時間を計測してみました。

Core 2 Duoでかかった時間は2分22秒、Core i5でかかった時間は1分49秒でした。Core 2 Duoを100としてグラフにしてみると、Core 2 Duoと比べてCore i5は24%速いという結果になります。

これは処理をQuickTime Xが行っているため、Quad-CoreとGPU処理性能の違いによる結果だと推測できます。

Core i5/Core i7プロセッサー搭載のiMac (27-inch, Late 2009)ベンチマークの数値では2倍の性能という結果になるようですが、実際のアプリケーションを使った場合、必ずしも2倍の性能が出るわけではありません。

ただ、CPU使用率を見る限り、Core i5には余裕があるとも考えられ、また、GPUが、ATI Radeon HD 4670とATI Radeon HD 4850といった感じで性能が違うため、今後、# Grand Central Dispatch対応アプリが出てくることを考えると、3万円の差しかないのであれば、iMac (27-inch, Late 2009)/2.66GHzを購入した方が良さそうな気がします。


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