Appleは、iOS 9で、ホーム画面から右にドラッグして表示した場合の「Spotlight 検索」の表示項目として、Applebotで収集したクロールデーターを元に、キーワードにマッチした検索結果として「候補のWEBサイト」を表示するようになりました。

これは、アプリデベロッパーのための「iOS 9 Search API」の仕組みの中で説明されている、ウェブサイト上にあるパブリックコンテンツを、ApplebotがクロールしてCloud Indexに蓄積し、端末情報、言語、地域、時間を見て、最適と考えられる候補を表示する機能をベースにした独自機能らしいのですが、キーワードに対して提示されるWEBサイトが、まったく適した情報ではなくまともに機能していない感じがします。


このスマートSpotlight 検索の検索結果で、複数のデバイスからタップされた情報は、Cloud Indexにおける敷居値が上がり、Safariの検索入力で、同じキーワード検索を行なうと「クイック Web サイト検索」の候補として表示されます。

ただ、マップ、アプリ、WEBサイトなど、どれが候補として表示されるのかは予測出来ない状況です。


静的URLに対しては「Mark Up Web Content」にあるように「App Search API Validation Tool」で検証し、displayNameには本文タイトル(90文字以内)、contentDescription(300文字以内)にはサイト説明ではなく、本文内容が反映されるようにする、Imageにはサイトアイコンではなく、1番目の写真サムネイルが取得出来るようにする(Open Graph Protocol準拠)ように組まないと、キーワードヒットしたサイトが表示されてもサイト説明しか表示されません。


文字数オーバーした文章は、候補のWEBサイトで、オーバーした文字数が表示されないだけでなく、App Search側で「ここは文字数オーバーしてる」との注意フラグが立つようです。


また、検索結果のランキングを向上させるための手段として「Enriching Search Results」の説明があり「Schema.org」マークアップ記法が推奨されていて、現在サポートされているスキーマの説明もあります。

しかし、候補のWEBサイトとしてヒットする多くのWEBサイトは非実装の場合が多く、どのようなランキング付けがなされているのか、さっぱり検討がつきません。


検索キーワードに関しては、正規表現が求められますが、GoogleやBingのように、検索キーワードに対する揺れの補間を行なってくれないため「櫃まぶし」と「ひつまぶし」とでは検索結果がまったく異なり、大文字小文字の違いでも結果が違います。

また、蓄積したWEBサイトを分析出来ているのは、2015年3月頃までのようで、新しいWEBサイト情報が表示されるのはマレな状況です。


検索結果の候補として「WEBビデオ」も多く表示されますが、iOSが標準搭載している「Vimeo」の動画ではなく、標準搭載を止めてしまった「YouTube」の動画が表示されます。

この候補も、ある程度の再生回数を持った動画だけに絞り込まれますが、検索キーワードに対して、まったく的外れな内容が候補として表示される場合が多いです。


実際に試してもらえば分かると思いますが「何十年前の検索サービスだよ!」と思ってしまうような状況で、まともに機能しているようには思えません。

Apple検索への対応は重要だとは思いますが、この状況では、どうすれば良いのか分からないというのが本音です。

Appleは、まともに機能しないAppleマップをGoogleマップと置き換えることを実行する企業なので、来年、Safariの検索エンジンが「Spotlight」に置き換わらないことを祈るばかりです。。


関連エントリー:iOS 9:新しい検索サービスに進化したSpotlight検索に、サイトが対応しているかチェックする方法


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