Rumor

Adobe、製品ラインナップの開発スケジュールを見直し?

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Adobeは、2008年12月に2008年会計年度第4四半期決算を発表し、前年比13%の売上を記録したものの、シャンタヌ ナラヤン社長兼CEOは、着実な業務遂行と徹底したコスト管理を通じて、目標を大きく上回る利益を上げることができたとし、2009年は難しい1年になりそうとの見通しを明らかにしています。

この発表の前にCompany Announces Restructuring to Reduce Expenses; Provides Q1 FY2009 Targetsの声明を出し、営業コストの削減や、主な戦略的優先事項に対する資源集中の微調整に取り組んできたと説明し、600人の人員を削減する予定であると説明しています。

このリストラ政策と、緊縮政策といった2つによって、現在の製品ラインナップの開発スケジュールを見直し、普及を促しながら展開する製品よりも、直接売上に結びつく即戦力製品に開発を集中しはじめているようです。

世界的に景気見通しが立たない現状では、ファイナンス部門の見方も厳しいでしょうから、開発費を部門毎に縮小するよりかは、どこかに集中した方が良いと判断するのは致し方ないですが、次期Adobe Creative Suite 5のラインナップにメスが入ることだけは避けて欲しいと思っていますが、どうやら、そこにもメスが入っているような気がします。


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