Epic GamesのiPhone/iPad用ゲームアプリ「Fortnite」が、アメリカのApp Storeに復活
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Fortnite Ver.35.10
Epic GamesのiPhone/iPad用ゲームアプリ「Fortnite Ver.35.10」が、アメリカのApp Storeに復活しています。
アプリサイズは575.6 MBですが、アプリ起動後にコンテンツデーターとして12.95GBがダウンロードされます。
約5年間の休止期間を経ての復活となります。
EpicとAppleの訴訟における最新の大きな展開は、5月初めにカリフォルニア州北部地区連邦地裁のイボンヌ・ゴンザレス・ロジャース判事が、Appleが手数料を課すことや、開発者が顧客を App Store以外の支払い方法に誘導する能力を妨害することを禁じる差し止め命令を出したことが始まりで、Epic Gamesは5月9日、 Epic Games Swedenのアカウントを使用して、米国のApp Storeに「Fortnite」を申請したと発表しました。
申請されたバージョンのFortniteは、 Appleのアプリ内課金システムとEpic Games Storeを通じた外部決済オプションの両方を使用していました。
1週間後、Epic Gamesは、AppleがEU域内の代替アプリマーケットプレイスを含む全世界でFortniteの申請を「ブロック」したと主張しましたが、Appleは、EU域内でのFortniteの配信をブロックする措置は取っていないと述べ、代わりにEpic Gamesに対し、アメリカのストアフロントを含めずにEU向けアップデートを再提出するよう求めました。
しかし、AppleはアプリをApp Storeに復活させるかどうかについて言及しせず、代わりに、Epic Gamesへの書簡の中で、Appleは裁判所が当初の差し止め命令の一時停止を求める申し立てを決定するまで、「Fortniteアプリの提出に関して措置を講じない」と述べました。Appleはこの決定に対して正式に控訴しています。
その後、 Epic Gamesはゴンザレス・ロジャース判事に書簡を送り、 Appleが「Fortniteを含む、準拠しているEpicのアプリをApp Storeの米国ストアで配信するために速やかに承認する」よう要求するよう裁判所に要請しました。
昨日、イヴォンヌ・ゴンザレス・ロジャース判事が、EpicとAppleが問題を解決できない場合「コンプライアンス確保に個人的に責任を負う」Appleの担当者が法廷に出廷しなければならないと述べ、状況は新たな展開を迎えました。
その担当者は、5月27日の審問において「この問題に関するあらゆる質問に答える準備を十分に整えておく」必要があると回答し、翌日、Appleは態度を軟化させたようで、Fortniteは再びApp Storeで入手可能になりました。
注:日本のApp Storeではダウンロードできません。