Apple、iPhone 17シリーズ、iPhone Airに強固なセキュリティ性能「メモリ整合性強制機能」を搭載
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AppleのSecurity Researchチームが「Memory Integrity Enforcement: A complete vision for memory safety in Apple devices」を公開し、
Apple プラットフォーム向けの包括的なメモリ安全性防御機能である「Memory Integrity Enforcement」(メモリ整合性強制機能)を発表しています。
MIEは、Apple のセキュア メモリ アロケータが提供する堅牢な基盤の上に構築され、Arm社の同期モード「Enhanced Memory Tagging Extension」(メモリタグ付け拡張)と組み合わされ、広範なTag Confidentiality Enforcement(タグ機密性強制)ポリシーによってサポートされています。
MIE は、iPhone 17 および iPhone Air の全モデルの Apple ハードウェアとソフトウェアに組み込まれており、ユーザーが期待するパワーとパフォーマンスを維持しながら、カーネルを含む主要な攻撃対象領域に対して比類のない常時オンのメモリ安全性保護を提供します。
さらに、今年初めの WWDC でリリースした新しいEnhanced Security機能の一部として、Xcode のすべての Apple 開発者が EMTE を利用できるようになります。
新しいA19およびA19 Proチップは、メモリ整合性強化(MIE)をサポートするため、CPU面積、CPU速度、タグストレージ用メモリなど、これまで以上に膨大な量のApple Siliconリソースをセキュリティに割り当てました。
そして、このハードウェア投資を最大限に活用するために、セキュアアロケータ、EMTE、タグ機密保護など、MIEの新しいオペレーティングシステム要素すべてをハードウェア開発と共同で設計しました。