UGREENのThunderbolt 5接続M.2 SSDケース「UGREEN D705」を試す
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UGREENのThunderbolt 5接続M.2 SSDケース「UGREEN D705」を試してみました。
インテル製コントローラー「Intel JHL9480」を搭載し、PCIe 4.0 x4をサポートしています。
2280サイズのM.2 SSDに対応し、最大80Gbps(理論値)の高速データ転送に対応しています。
本体内には放熱用ファンが搭載されています。
UGREEN D705本体に加えて、Thunderbolt 5ケーブル(80cm)、シリコン保護ケース、熱電導性シリコンシート、ドライバー、マニュアルが同梱されています。
マニュアルには日本語の記載もあります。
UGREEN D705本体の重さは実測値で190gでした。
シリコン保護ケースを装着した場合の重さは219gでした。
さらにThunderbolt 5ケーブルを加えた場合の重さは254gでした。
FanxiangのM.2 SSD「FanXiang S880 PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD/2TB」を用意しました。
NVMe M.2 PCIe Gen4.0 64Gb/s高速インターフェースを搭載しており、PCle 3.0の2倍のデータ転送速度を実現しています。
メーカー公称性能は「Write:6,800MB/s、Read:7,300MB/s」となっています。
ケースカバーに1ヵ所だけあるプラスネジを付属のドライバーで緩めて外します。
カバーを外し、ケース内に事前に取り付けられているネジを取り外します。
M.2 SSDの接続端子をM.2スロットに挿入し、先ほどのネジで固定して締めます。
M.2 SSDの上に熱電導性シリコンシートを貼付けします。
M.2 SSD上に予め熱電導性シートなどが貼ってある場合は、取り除いて、付属の熱電導性シリコンシートを貼るようにします。
UGREEN D705をMacに接続し、初回はディスクユーティティーでドライをフォーマットする必要があります。
Apple File System(APFS)はmacOS 10.13以降を使用するMacコンピュータのデフォルトのファイルシステムで、強力な暗号化、領域共有、スナップショット、高速なディレクトリのサイズ調整、および基本的なファイルシステムの向上を特徴としています。
APFSは最近のMacコンピュータで使用されているフラッシュ/SSDストレージに最適化されています。
MacBook Air (M1, 2020)/Thunderbolt 3(最大40Gb/s)にUGREEN D705を接続し、AJA Video Systemsのストレージベンチマークアプリ「AJA System Test」を使用して、UGREEN D705に内蔵したFanXiang S880 PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD/2TBをThunderbolt 3接続した場合のストレージ性能は「Write:2771MB/s、Read:3039MB/s」でした。
MacBook Pro(14インチ, M4, 2024)/Thunderbolt 4(最大40Gb/s)にUGREEN D705を接続し、AJA Video Systemsのストレージベンチマークアプリ「AJA System Test」を使用して、UGREEN D705に内蔵したFanXiang S880 PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD/2TBをThunderbolt 4接続した場合のストレージ性能は「Write:3065MB/s、Read:6032MB/s」でした。
MacBook Pro(16インチ, M4 Max, 2024)/Thunderbolt 5(最大120Gb/s)にUGREEN D705を接続し、AJA Video Systemsのストレージベンチマークアプリ「AJA System Test」を使用して、UGREEN D705に内蔵したFanXiang S880 PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD/2TBをThunderbolt 5接続した場合のストレージ性能は「Write:3180MB/s、Read:6040MB/s」でした。
Thunderbolt 5接続の場合、Thunderbolt 4接続とさほど性能差が出る感じではありませんが、内蔵SSDのRead性能を超える性能は出るようです。
協力:UGREEN