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Appleソリューションセミナー「MACだからできる!」レポート

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大学のMAC導入事例

大学のMAC導入事例

電子システム株式会社の東海支社で開催された「Appleソリューションセミナー「MACだからできる!」」で、三谷商事株式会社が、セミナー「大学のMAC導入事例」を行っていました。

主な内容は、Mac OS X Server Leopard Unlimitedを使ったNet Bootによる管理の説明でした。


導入理由として、管理者側の維持管理が、Windowsで構築するとコストがかかり、管理が大変になってくる問題を解消するために、Mac OS X Server LeopardによるNetBoot管理の方が容易だと説明してました。


集中管理を容易にするApple Remote Desktopを導入した場合のメリットとして、ネットワーク上にある複数台のMacに対して、NetInstallによる一括インストールや、CUIによる一括コマンド実行による管理が行えることなどを上げていました。


アプリケーションに関しては、アドビ システムズ、マイクロソフトなど12,000以上のアプリケーションが可能で、Windowsとの互換性については、ファイルサーバーへのアクセスや、Active Directoryを使用するWindowsネットワークにMacシステムを統合可能な点などを説明していました。


認証形態に関しては、新規で構築する場合と、すでに構築されてる環境に追加導入する場合とあり、OpenDirectory、Active Directory、LDAP認証を実現出来るので、既存環境に溶け込みやすいのが特徴だと説明していました。


活用事例として、学内ではNetBootを、学外ではLocal Bootで好きなソフトウェアを利用してもらう事が出来ると説明していました。また、Boot Campで作成したWindowsイメージもサーバー側で一括管理できるほか、仮想化OSをNetBootイメージ内に格納でき、管理が容易だと説明していました。

また、ハードウェアのトラブルが発生した場合、ローカル起動環境で使用する場合よりも、NetBoot環境だと、マシンを入れ替えるだけで、すぐに環境を揃える事ができるため、非常に助かったという話をよく聞くと説明していました。


最後に、40台の学内システムを導入する場合を想定したコストの比較が紹介されました。最近は、WindowsのNetBootシステムの要望も高くなってるそうですが、マイクロソフトでは提供していないため、Citrix Systemsの「Citrix Provisioning Server」(旧称:Ardence)を使い、管理するソフトも別途必要になるため、ライセンス台数分の導入コストがかかり、台数制限のない、Mac OS X Server Leopard Unlimitedと比較するとコスト高になると説明していました。

今回の想定台数だと、Xserve 3台で構築するのが一般的として、Local Boot環境で使用するのが望ましいアプリケーション向け環境で構築する場合、Mac OS X Server LeopardのNetInstallと、Bombich SoftwareのNetRestoreを合わせて使用する構築方法もあると紹介していました。


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