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Evernote日本語解説書、2冊同時出版記念イベント レポート

2010年3月4日に大手町ファーストスクエア カンファレンス会場にて開催された「Evernote日本語解説書、2冊同時出版記念イベント」に参加してきました。


高畑正幸氏

高畑正幸氏

最初に、ゲストとして「文具王」こと、サンスター文具の高畑正幸氏が登場し、Evernoteのキャラクターの象にちなんで、象が踏んでも壊れない「アーム筆入れ」のオリジナルを紹介してました。
スキャーによって、紙だった物がデータ化されることで取り込めるようになったが、その前段階で、優れたアナログ文具の発達によって、効率が上がると説明してました。


色々と紹介した中で、Evernoteで、ドキュメントスキャンデーターを管理する上で、色々なカラーのコピー用紙を使うと、スキャンして取り込んだデーターが色分けされて分かりやすいと説明してました。この技はかなり使えそうで、会場からも声が出てました。


フィル・リービン氏

フィル・リービン氏

続いて、グルメで日本食が大好きな、Evernote CEOのフィル・リービン氏が、Evernoteの現状と今後について説明してました。


Evernoteのユーザーは、毎日7,000人増えている状況で、利用環境は、iPhoneとMacがそれぞれ4分の1を占め、次にWindows、Web、Androidといった順のシェアとなっていると説明していました。


現在250万人ほどのユーザー登録者数があり、そのうち約40%がアメリカ以外からのアクセスで、その海外からのアクセス推移を見てみると、圧倒的に日本からの利用者が多いことがわかると説明していました。


現在、日本のユーザーは15万人で、1日のユニークユーザーは25,000もあり、日本からのユーザー登録成長率が非常に高いと説明していました。

日本の登録者数は、イギリス、フランス、ドイツ、スペインなどを足した数よりも多いと説明していました。

(私は、日本のユーザーが多いのは、まだまだ紙文化が強い日本において、ScanSnapで、紙をデーター化して連携利用したり、iPhoneアプリの登場などによって、その利便性が広まったことが要因だと考えています。)


そして、フィル・リビン氏は、Mac、iPhone、Windowsなどメジャーなプラットフォーム版が日本語化されたと発表していました。(Evernote for Mac OS X Ver.1.7.0)

また、90日以内に日本法人を立ち上げる予定で、設立と同時期に日本語画像認識技術も提供する予定だと説明していました。


今回発売されたEvernoteに関する書籍は、Amazonにおいて、予約だけで50位以内に入っていると説明し、そもそも、Evernoteの解説書は、世界で最初の出版となると話し、英語版の解説書を出す場合、これらの解説書を英訳出版するのが、もっとも近道だと話し、会場から笑いが起きてました。


[N]ネタフルのコグレ マサト氏と、[mi]みたいもん!のいしたに まさき氏の共著「できるポケット+ Evernote」の紹介が、著者自身によって行われました。

この本は「とにかくEvernoteを使おうよ」という本で、2週間で書き上げた初心者向けの内容となっていると説明してました。

取り込むー整理するー取り出す」の流れを重視し、基本編は「取り込む」「取り出す」について説明し、応用編で「整理する」ことを説明してるそうです。


著者自身のEvernoteの使い方についてコグレ氏は、iPhoneで撮った写真をEvernoteに取り込んだり、逆に、マップを印刷メニューからPDF出力してEvernoteに送って、それをiPhoneでみてたりしているそうです。

いしたに氏は、Shift+像マークで、Web前ページをリンクが生きた状態で保存してくれると紹介し、ずっとEvernoteを立ち上げっぱなしにしておいて、それを見返すということを良く行っているそうです。


次に、Lifehacking.jpの堀 正岳氏、ライフハック心理学の佐々木 正悟氏、シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌の大橋 悦夫氏の共著による、Evernoteをマニアックに使いこなす人向けの本「Evernoteハンドブック」の紹介が行われました。

これは、進化するeBookとして、PDF形式でダウンロード販売される電子書式で、ユーザーのフィードバックで進化するコミュニティーブックという形式となっていると説明していました。

Evernoteは、検索機能が、検索書式によって複雑に使う事が出来るといったマニアック過ぎる内容や、利用事例といった内容が掲載されているそうです。


堀氏は、記憶をキャッチする受け皿を用意しているかどうかが重要で、Evernoteは、その受け皿の中間部分に位置するツールだと紹介していました。

佐々木氏によると、人間の記憶は制限がかかっていて、全てを記憶することが出来ないが、何かをきっかけに記憶を呼び起こすことが出来るとし、アルバムのように、信頼出来るシステムに「記録」することが重要だと思うと離してました。

Evernoteに蓄積した記録を見返すことで、曖昧だった記憶が蘇ってくると紹介してました。


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