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ソニー:デジタル一眼レフカメラ「α550」をチェック

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α550

α550

ソニーが、 東京 銀座ソニービル6F “α”コミュニティーにて、新型デジタル一眼レフカメラ「α550」を先行展示してたのでチェックしてきました。

なお、アメリカでは、このα550の他に「α500」と「α850」も発表されていますが、日本では発売未定だそうです。

有効画素数は、前モデルのα350と同じ1420万画素ですが、新開発のAPS-CサイズCMOSセンサー「Exmor」を採用し、画像処理エンジン「BIONZ」が搭載されています。

ボディは、5月に発表された「α380/α330/α230」とは違ったデザインボディが採用され、シャッターボタンがグリプ上に配置されているのが特徴です。


ボディを上から見てみると、光学ファインダー/ライブビュー切り替えスイッチの横に、液晶モニターに撮像素子からの映像を視野率100%で映し出せる「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」のスイッチと、ダイナミックレンジ・コントロール用の「D-RANGE」ボタンが配置されています。


マニュアルフォーカスチェックライブビューに切換えた場合、レンズ側もMF設定に切換える必要がありますが、マニュアルフォーカスチェックライブビュースイッチをオン/オフに切換えて比較すると、横幅の表示領域が変わるのが確認出来ました。


チルト可動式液晶モニターは、上向き、下向きのどちらも約90度に倒せるようになっています。特に下向きはようやく実現されたという感じがします。

横開きにして回転させても良さそうな気もしますが、レンズの中心軸からずれないようにするというポリシーがあるみたいなので、こうした複雑な仕組みになってしまうようです。


ユーザーインターフェイスがα380/α330/α230とは違い、撮影モードによって、装着されているレンズ性能を視覚的に判断出来るステップアップ式のグラフィック表示が、中心の線を軸に、左右に移動する方式に変わっていました。

こっちの方が視認性が高いように思えますが、カメラによって、ユーザーインターフェイスが変わってしまうのは、どうかと思います。


α550の新機能として上げられるのは、ダイナミックレンジ・コントロールに追加された「オートHDR」ですが、ショールームだと、適当な被写体が無かったので、デジタルフォトスタンドの光る枠を作例として撮影してみました。

左が通常撮影で、右がオートHDR撮影ですが、液晶面の映像の質感を保ちつつ、反射する枠に写り込みが起きているのが確認出来るかと思います。

シャッターを押すとリレーズの間に2枚の明暗差のある画像を撮影し、それを合成して1枚のJPGファイルとして書き出す仕組みで、P・A・S・Mの露出モードのみ撮影可能で、AUTOやRAW撮影では使用出来ないそうです。

これで動画撮影出来たら強力なんだけどな〜と思いますが、相変わらず動画撮影機能は実装されていません。


もう1つの新機能としては、αシリーズに初めて搭載された「顔検出機能」に加え、Cyber-shot に搭載されている、顔の口角の動きを検知して自動的にシャッターが落ちる「スマイルシャッター」が搭載されています。

無理をお願いして、α550からHDMI出力でBRAVIAに接続し、α550を三脚で固定して、その前に立って口元を動かしてみました。

口角を上に引き上げるような顔の動きをすると、どんどんシャッターが切れてました。

結婚式とかパーティーといった不特定多数がいる場所などで、固定設置して放置しておけば、笑顔の写真が撮影出来るんじゃないかと思います。

不特定多数の顔を認識してしまいますが、顔認識で優先順位設定することも出来るそうです。

なお、この機能は、光学ファインダー撮影時、またはマニュアルフォーカスチェックライブビューモード時には使用出来ず、ライブビュー撮影時でしか使用出来ないそうです。


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