ワンダーシェアーソフトウェアが、2023年11月21日に日比谷スカイカンファレンスにて、動画編集ソフトウェア「Wondershare Filmora 13 発表会」を開催しました。

最新版となる「Wondershare Filmora 13」自体は、2023年11月8日にリリース済みのため、今回の発表はメディア向け説明会といった感じでした。

会場には、すでにWondershare Filmora 13を愛用する多くのファンも招待されていて、ファン同志の交流の場となっているのが印象的でした。

会場には、Wondershare Filmora 13がインストールされたMacBook Pro (16-inch, 2023)も用意されていました。

Wondershare Filmora 12からAppleシリコンMacにネイティブ対応していて、かなり快適に動作します。

Wondershare Filmora 13は、macOS Mojave 10.14.6以降のmacOS環境に対応し、最新版のmacOS Sonoma 14にも対応しています。

今回の発表会に、Wondershare Technologyのグローバル・チーフ・プロダクト・オフィサー Shearer Wang氏が来日し、日本において、動画コンテンツはセルフエンターテイメントの枠を超えて進化していると話しました。

Wondershare Filmoraは、初級レベルのユーザーからステップアップした中級レベルのコンテンツクリエイター向けツールへとターゲットを拡大し、それに見合った機能追加を多く行っていると説明しました。

Shearer氏は今回の発表会で日本における私達の使命はローカライズされたビデオ体験を向上させ、日本市場向けのリソースを提供していくことだと説明しました。

法人営業部 部長 野原 利浩氏が、Wondershare Filmora 13の新機能について紹介しました。

Filmoraは日本市場において1千万以上のインストール実績があると説明しました。

新しく追加された「AI Copilot」機能は、AIアシスタントが編集に役立つアドバイスや、Filmoraの機能・エフェクトを提案してくれるチャット機能です。（1日50回まで無料で利用可能）

動画は編集されませんが、他のAI 機能や手動編集で行うことができます。

代わりに、動画を優れたものにするために、何が欠けているかがわかります。

新しいAI機能「AI スマートマスク」は、被写体をなぞるだけの簡単操作で瞬時にマスクを作成合成や高度な編集も短時間で行えます。

企業の中でも動画編集作業が求められる事が多くなり、動画編集を得意とする社員が少ない職場であっても、Wondershare Filmora 13を導入することで、そうした得意とする社員が少ない環境でも即戦力になると思うと話しました。

モデルの近藤千尋さん、YouTubeチャンネル「コロンボさん GAMES」のコロンボさんによるWondershare Filmora 13新機能体験会が行われました。

近藤千尋さんは「AI Copilot」を使ったテンプレート提案を体験していました。

AIが選んだテンプレートに家族で撮った動画素材を挿入する作業にチャレンジすると、思わず「動画編集している私、かっこいい！」と嬉しそうな表情を浮かべていました。

チャンネル開設時からWondershare Filmoraを使っているというガチユーザーのコロンボさんは、新しくイージング機能が搭載された「キーフレームグラフエディター」を使った動画編集体験を行っていました。

コロンボがショートカットを駆使して操作する様子から、ガチで使っていることが分かりました。

キーフレームの視覚的な認識や、直感的な編集ができるようになったこと、イージングに対応して滑らかなモーション制御が可能になったことなどに驚いていました。

ワンダーシェアーソフトウェアは、2023年6月15日に世界最大級のロイヤリティフリーのストックミュージックサービス「Audiostock」を運営し、音楽コンテンツ流通のDXを推進する株式会社オーディオストックと業務提携を結び、約10,000点のBGM・効果音等を「Wondershare Filmora」で順次利用開始すると発表しています。

その事について質問したところ、Audiostockは「Wondershare Filmstock」のようにジャンル分けされている分けではなく、随時追加される音楽素材として利用可能になっているそうです。

それらは、オーディオ素材の詳細を見ると確認出来るそうです。