2009年7月9日〜12日に東京ビッグサイトで開催された「第１６回 東京国際ブックフェア」（同時開催：デジタル パブリッシング フェア 2009）で、モリサワが、iPhoneアプリの青空文庫ビュアーを参考展示していました。

AUGM 宮崎 2008にて初披露された青空文庫ビュアーは、iPhoneシミュレーター上での動作でしたが，今回は、iPod touch (2nd generation)上で動いていました。

テクノロジーデモという形式のためか、実装されていたフォントは「リュウミン」と「プリティー桃」の２書体のみでした。

あと、本文中に画像をよび込む事も出来るようです。

設定には、ルビ表示、縦組、背景、横表示などが用意されていましたが、一部機能はモックでした。

同社としては、青空文庫ビュアーという形ではリリースするのではなく、コンテンツプロバイダー（出版社）向けのソリューションとして提案していくそうです。

モリサワブランドの青空文庫ビュアーがリリースされる可能性は低そうです。