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エイチームのApp Storeの定番を目指す「ZeroAppシリーズ」の中の人に会ってきた

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快眠サイクル時計

快眠サイクル時計

名古屋に拠点を置くエイチームといえば、iPhoneゲームアプリ「麻雀 雷神」や「ダークサマナー」がとても有名だと思うのですが、そのエイチームから、新しいターゲットコンセプトの元で始まった「ZeroAppシリーズ」があり、第1弾としてリリースされた「快眠サイクル時計」は、無料総合ランキングで最高4位となり、リリース後2週間はTOP10をキープしていました。

現在でも、ヘルスケア/フィットネスランキングでは、リリース後3週間連続1位を続けています。はっきり言ってエイチームのタイトルとしてはデザインも含めてシンプル過ぎます。そこで、中の人に会ってみることにしました。


エイチームの塚田翔也氏/柴田健介氏

エイチームの塚田翔也氏/柴田健介氏

大手ソーシャルゲームメーカーだからチームメンバーも多いのかと思っていたら、チームメンバーとしてインタビューに答えてくれたのは、マーケティング担当の柴田健介氏と、技術開発部の塚田翔也氏の2人だけ。

あ〜開発の方々は忙しいんだろうなと思い、あらためてメンバー数を聞くと「ホントに2人だけ!」でした。

アプリのデザインが同社のカラーとはまったく違う事について質問したところ、コンセプトを伝えて外部のデザイナーさんに制作依頼したそうで、エイチームの中でも異色の存在みたいです。


柴田氏によると、ZeroAppシリーズは、初めてiPhoneを触るといった、まったくの初心者でもすぐに使えて、定番になるようなものを作るという事を目指しているそうです。

今後の予定としては、毎日使ってもらえるようなアプリのシンプル化を目指し、毎月1タイトル出せればなと計画しているそうです。

iPhone Developer Japan in Osakaでも会ったことがあった塚田氏によると「快眠サイクル時計」は、もっと機能を削りたかったそうで、2人で相当議論を重ねたそうです。


快眠サイクル時計については、今後機能を増やす予定はなく、最近の改善点としては、常時電源接続で使用することを推奨しているため、その状態でも消費電力を抑えられるよう環境センサーを見て画面を暗くするといった見えないアップデートを行っているそうです。

ちょっとしたことですが、環境に少しでも配慮する姿勢というのは感動しちゃいます。

よく林信行氏は、Steve Jobs氏の言葉として「シンプルであることは、複雑であることよりむずかしい。物事をシンプルにするには、懸命に努力し思考を明瞭にしなければならない。だが、その価値はある。なぜならひとたびそこに辿り着ければ、山をも動かせる」を紹介しています。

ZeroAppシリーズは、まさに、その言葉にピッタリだと思いました。


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