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最も安全な暗号化されたクラウドストレージで、無料版で最大10GBデータ利用が可能な「pCloud」を試す

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pCloud

pCloud

ファイルホスティング サービス「pCloud」を試してみました。

2013年にスイスで創業したクラウドストレージサービスで、Web インターフェイスとクライアント ソフトウェア(MacOS、iOS、iPadOS、Linux、Android、Windows)からアクセスできます。

現在のユーザ数は1600万人強で急速に伸び続けていると説明しています。


pCloud for iOS

pCloud for iOS

pCloudは、WebサービスおよびMac用クラウドストレージアプリ「pCloud for Mac」に加え、iPhone/iPad/Message用クラウドストレージアプリ「pCloud for iOS」が提供されています。

無料版では最大5GBまで利用可能で、メールアドレスの登録、ファイルアップロード、pCloud for Macのダウンロード、pCloud for iOSのダウンロード、自動アップロードをオン、友達を招待することで最大10GBまで無料で利用可能です。


pCloud for iOS

pCloud for iOS

pCloud for iOSは、自動アップロードをオンにした場合、iPhone/iPad内の「写真」のみ、「動画」のみ、「写真と動画」の両方をアップロードする設定が行えます。

また「モバイルデータの使用」をオフにすることで、モバイルデータ通信容量を増やさず、Wi-Fi接続時のみ自動アップロードするといった設定も可能です。

格安SIMなどを利用している方にはお薦めの設定となります。

アップロード設定で、高効率画像ファイル(HEIF)の場合、互換性優先のJPEGファイルに変換してアップロードし、pCloudストレージ容量を効率よく利用することも可能です。

また、pCloudアップロード後に、iPhone本体の写真 Appから写真と動画を一括削除して、端末のストレージ容量に空きを作ることも可能です。(手動)


pCloud for iOS

pCloud for iOS

pCloud for iOSは、クラウドにアップロードした写真や動画のプレビューを確認でき、クラウド上にあるファイルのURLを取得して共有することも可能です。

また、WAVファイルやMP3ファイルなどをアップロードして、オーディオタブからファイルを再生する「音楽プレイヤー」機能も利用可能です。

最上部の矢印をクリックして曲セクションに移動して曲を選択し、プレイリストを作成することも可能です。


pCloud for iMessage

pCloud for iMessage

pCloud for iMessageも利用可能で、iOS/iPadOSのメッセージで、pCloud for iMessageを呼び出し、直接pCloudにアクセスしてファイルを共有することが可能です。

ファイル共有は、AirDrop、AirPrintでも利用可能です。


pCloudバックアップ:サードパーティ

pCloudバックアップ:サードパーティ

pCloudのアカウント取得後、Safariから「my.pCloud.com」にアクセスして、バックアップ>サードパーティに移動すると「Google Photos」「Google Drive」「One Drive」「Dropbox」「Facebook」と直接連携することで、からデジタルコンテンツをバックアップすることができます。

様々なサービスのバックアップを同時に実行したり、バックアップ処理をいつでも停止・再開したりすることができます。

なお、Google Drive連携は、Googleのファイル編集サービス(Googleドキュメント、Googleスライド、Googleシートなど)で作成されたものはバックアップされません。


pCloud Crypto

pCloud Crypto

pCloudは、クライアント側の暗号化という端末上で実行される最高のセキュリティアルゴリズムを提供する「pCloud Crypto」機能が用意されています。

ファイルの暗号化されたバージョンが、pCloudサーバにアップロードされ、平文ファイルは、iPhone/iPad上に残ります。pCloudは、pCloudアカウントにどのようなデータを保存しているか、ユーザー以外の誰にも知られることはありません。

ユーザーファイルは、ユーザー自身のCrypto Passでのみ暗号化および復号化することができます。

この機能は550円/月、5,500円/年、23,800円/一括の3種類料金プランが用意されています。


pCloud Pass

pCloud Pass

iPhone/Mac用パスワード管理ツール「pCloud Pass」も利用可能です。

iOS、macOS用のSafari機能拡張が用意されていて、お気に入りのウェブサイトやアプリすべてに数秒でログインできます。

パスワードを平文で保存する従来のパスワード管理ソフトとは異なり、軍用レベルの暗号化アルゴリズムを使用して、パスワードを可能な限り安全な方法で保管します。

マスターパスワードの代わりに生体認証(FaceID、指紋)を使ってパスワード管理ツールのロックを解除することができます。

iPhoneまたはiPadなど端末1台でのみ利用する場合は無料で利用可能です。


pCloud:年間払いプラン

pCloud:年間払いプラン

pCloud年間払いの場合

・Premium 500 GBで年間49.99ドル/約6,610円(通常59.88ドル/約7,917円)
・Premium Plus 2 TBで年間99.99ドル/約13,221円(通常119.88ドル/約15,851円)

となります。(2022/12/22時点の為替価格)

他社のクラウドサービスと比べて同等料金か、ストレージ容量によっては安くなります。


pCloud:生涯プラン

pCloud:生涯プラン

pCloud生涯プランの場合

・Premium 500 GBで199ドル/約26,313円(通常570ドル/約75,370円)
・Premium Plus 2 TBで399ドル/約52,760円(通常1,140ドル/約150,740円)
・Customプラン 10 TBで1,190ドル/約157,351円(通常6,000ドル/約793,371円)

で買い切りとなります。(2022/12/22時点の為替価格)

クラウドストレージサービスで買い切り型はほとんどなくなってしまっている状況の中、pCloudは買い切りが選べます。

Premium Plus 2 TB生涯プランの場合、年間払い4年間分の料金となり、それ以降は年間払いよりも安く利用できることになります。



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