Appleが、デジタル教科書を、Pages/Keynote/Numbersに近い感覚で作成する事ができるMac用ツール「iBooks Author」の提供を開始しています。（OS X Lion 10.7.2以降）

作成する教科のテンプレートを選び、Pages/Keynote/Numbersに近い感覚で作成する事が出来ます。

WorldやiWorkなどをインポートすることも可能で、画像や動画も簡単に配置することが出来ます。

フォーマットから練習問題を選択して、質素になりがちな章のまとめの練習問題をリッチなものにするテンプレートも用意されています。

また、選択部分から段落スタイルを作成したり、選択項目から用語を作成したりすることも出来ます。

ウィジェットをクリックすると、ギャラリー、メディア、Keynote、インタラクティブコンテンツ、３Dコンテンツ、HTML、OS X Widgetsなどを簡単に追加することが出来ます。

iBooks Storeへのパブリッシュの前に、接続されたiPadのiBooksに対してプレビュー書籍を送信することが出来ます。

このプレビューは、プレビュー表示が面を表示した状態で、Pushすることでリアルタイム更新することも出来ます。

ルーラの設定では、デフォルトの拡大比率、ルーラの単位（cm、ptなど）、オブジェクトの配置位置、オブジェクトの間隔とサイズを相対とするか否かも設定することが出来ます。

自動修正では、引用符の自動変換、大文字／小文字修正、序数を上付き文字に変更、メールアドレスおよび Web アドレスを自動検出、リストを自動的に検出、スペルチェッカーの示す候補の自動使用、記号とテキストの置換（個別指定可能）などが行えるようになっています。

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