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アドビシステムズのPhotoshop Lightroom担当によるお宝メンバーへの製品説明会

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アドビシステムズのミーティングルームで、Adobe Photoshop Lightroom担当シニアプロダクトマーケティングマネージャーDavid Auyeung氏と、お宝メンバーとのミーティングが行われました。

参加したのは、Adobe Photoshop Lightroom 5を使用している斎賀教授、キヤノンのDigital Photo Professionalを使用している早川@新しもの好きのダウンロードApertureを使用している物書堂の廣瀬@Cocoa を飲んで、ほっとして。というメンバーが集まりました。

ここに、カレーライターの飯塚敦@カレーですよ。さんも参加してました。

どうみても素人とは思えない人ばかりが集まっての製品説明会となりましたが、そもそもAdobe Photoshop Lightroomを使っていない人が多い状況で、製品のアドバンテージについて、David Auyeung氏の熱い説明が始まりました。

最初は、Adobe Photoshop Lightroom 5についての説明が行われました。(参照:Adobeのプロフォトグラファー向け写真処理・管理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 5」(ベータ版)をチェック


今回、製品説明の中で出てきたTipsとして、円形フィルターの掛けた場所とは違う場所でさらに円形フィルターを使用する場合「マスクの反転」を使用すると良いという説明がありました。

通常「マスクの反転」は、選択範囲を入れ替えるのに使用しますが、この機能を応用することで、最初に適用した円形フィルターとは別に効果を掛けることが出来るそうです。


斎賀教授は、4Kムービーファイルを読み込めるが、書き出しが出来ない(最大1920 x 1080)のをなんとかして欲しいと要望してました。斎賀教授にとって、スチルもムービーも一瞬を切り取ることには変わりが無く、ムービーを写真のように編集したいという思いがあるようで、現状では市場の要望としてはそれほど多くは無いが、今後の参考にはしたいと回答してもらってました。

あと肌補正についても質問していて、そのやり方としてブラシツールを使用した方法が説明されていましたが、これだとバッチ処理には向かないため、かなり突っ込んだやりとりがされてました。


私は、たぶん多くのプロフォトグラファーが思っているであろう、Photoshop LightroomをAdobe Brigeのように、専用ライブラリーを構築しないで利用することが出来ないのはなぜか?と質問したところ、その理由については「非破壊編集のため」だと説明されました。

Adobe Photoshop Lightroomのポリシーとして「非破壊編集」は重要で、これを実現するためには専用ライブラリーを構築する必要があるとの事でした。


あと、ブックの印刷サービスの日本提供に関して質問したところ、現状は「Blurb」へのオーダーしか提供していないため、日本では利用出来ないが、日本の市場については重要だと考えているので、他のブックサービスの利用も含めて検討はしていると回答してました。


廣瀬氏が、写真データーの読み込み時にDNGファイル化されて取り込みしない方法を質問したところ、文字表示されている「DNG形式でコピー」を選択しているからで、これを「コピー」「移動」「追加」を選択することで回避出来ると説明してました。

これは、いわゆる「フラットデザイン」化されたインターフェースで、ボタンでは無いため分り辛い現象は、iOS 7でも起こりえそうと話してました。


その後、大衆浜焼 居酒屋 清水清太郎に移動し、ガンガン質問しまくってみました。その中で、Photoshop Lightroom 5とApertureとを比較して、アドバンテージがある部分は何か?と質問したところ、David Auyeung氏は「Windows版があること」と即答してました。


Digital Photo Professional

Digital Photo Professional

Digital Photo Professionalを使用している早川氏は、せっかく撮影した写真をあまりいじりたくないので、編集機能が多いことが売りになったとしても、それが写真家のためになるとは思えず、Photoshop Lightroom 5で編集加工した写真をFlickrにアップロードしてしまうと、明らかにその撮影機材では無い状態の写真に仕上がっていても、Photoshop Lightroom 5で取り込んだ写真データーのEXIFは元のままでメタデーターとして反映されてしまうので、修正したいんだけどといった要望も出してました。


お土産として、Chameleon Like, Inc.の革表を使ったAdobe特製Adobe Photoshop Lightroom手帳と、Adobeロゴ入りボールペンを貰いました。


関連エントリー:Adobeのプロフォトグラファー向け写真処理・管理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 5」(ベータ版)をチェック



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