Apple、Formula 1、2026年よりアメリカで全F1レースをApple TVで独占配信する5年間のパートナーシップを発表
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AppleとFormula 1が、2026年よりアメリカで全F1レースをApple TVで独占配信する5年間のパートナーシップを発表しています。
この提携は、Apple Original Filmsが制作したアドレナリン全開のブロックバスター映画『F1 ザ・ムービー』(史上最高の興行収入を記録したスポーツ映画)の世界的成功を受け、AppleとFormula 1の関係が深化したことを基盤としています。
Apple TVではF1の包括的な中継を提供し、全プラクティス、予選、スプリントセッション、グランプリをApple TV加入者が視聴可能となります。
シーズンを通じて、一部のレースと全プラクティスセッションはApple TVアプリで無料配信され、Apple TVでのF1放送に加え、AppleはApple News、Apple Maps、Apple Music、Apple Fitness+を通じてもF1の魅力を拡大するそうです。
iPhone向け無料アプリ「Apple Sports」では、シーズン全グランプリの予選・スプリント・レースのライブ更新を提供し、リアルタイム順位表、シーズンドライバー&コンストラクターランキング、ロック画面で追跡可能なライブアクティビティ、iPhoneホーム画面用専用ウィジェットを搭載しています。
F1公式プレミアムコンテンツ「F1 TV Premium」は、アメリカでは引き続きApple TVサブスクリプション経由でのみ提供され、加入者は無料で視聴可能となります。
Formula 1の発表によると、Motorsport Networkが調査した「2025年グローバルF1ファン調査結果」を紹介し、スポーツ観戦歴が5年以下のアメリカの新規F1ファンの47%が18~24歳で、半数以上が女性であり、このパートナーシップによりスポーツのより若く多様な観客層を拡大できる大きな可能性があることが浮き彫りになったと説明しています。
契約金額は明らかにされていませんが、SportsProによるとAppleはシーズンごとに1億5000万ドル(約225億円)、契約期間全体では7億5000万ドル(約1,128億円)を支払うとみられているそうで、これは、ESPNとの現行契約(年間9000万ドルと報じられている)と比べて大幅な増額となります。