Appleが、インタラクティブな広告コンテンツを出稿でき、広告収入の60％がデベロッパーの取り分となる「iAd」のサービスを7月1日から開始すると発表しています。

Appleは2010年度のiAd出稿契約をすでに6千万ドル以上獲得していますが、これは2010年下半期分として予測される米国内のモバイル広告費合計の約50%に当たる数字だそうです。

「iAdは、広告出稿者にはテレビの表現力とウェブのインタラクティブ性を、ユーザには使用中のお気に入りのアプリケーションから離れることなく、広告を視聴できる新しい手段を提供します。iAdは何百万ものiPhoneおよびiPod touchユーザにリーチできます。これは広告出稿主にとって非常に魅力的な購買層です。また、開発者の皆様にはアプリケーションを引き続き、無償または低価格で開発し続けることができるよう新たな収入源を得る手段を提供します」と、Steve Jobs CEOは述べています。

なお、この機能には、iOS 4の環境が必要だそうです。