iPhone や iPad 上でSquare 製品を利用した新しいビジネス運営の仕方を学ぼう

iPhone や iPad 上でSquare 製品を利用した新しいビジネス運営の仕方を学ぼう

Squareが、2013年5月29日Apple Store, Ginzaにて、Squareリーダーの販売が開始されたのを機に、Square について説明するイベント「iPhone や iPad 上でSquare 製品を利用した新しいビジネス運営の仕方を学ぼう」が行われました。


Squareパートナーシップ担当Yamamoto Richard氏

Squareパートナーシップ担当Yamamoto Richard氏

イベントでは、Squareパートナーシップ担当の Yamamoto Richard 氏よりSquareについての説明が有りました。

まず、Square という名前の由来から。

カードリーダーである「Squareリーダー」の形が四角形だから Square なのではないかと言われることが多いそうですが、TimesSquare (ニューヨーク) や UnionSquare (サンフランシスコ) のようにSquareには「市場 (いちば)」という意味も有り、Square がイロイロな所に出来るようにビジネスを支援するためのツールを提供する会社という事で「Square」という名称になったそうです。


Square の開発を決意させた、2000ドルの蛇口

Square の開発を決意させた、2000ドルの蛇口

会社の起こりは、創業者のジャック・ドーシー氏(Jack Dorsey) の友人が 1つ2,000ドルもする芸術性の高い蛇口を販売していたものの、2,000ドルもの現金を持ち運んでいる人は少ないので現金販売では販売に限界を感じて相談したからだそうです。

そこからクレジットカードの決済に挑むことになったそうです。

以降、「Make commerce easy.」をキャッチフレーズに、ビジネスの成長を決済面から支援するビジネスを展開しています。


Square は日本に上陸するに当たり、3%後半からという他社の手数料を圧倒する最低3.25% という手数料 (クレジットカード番号を手入力した場合には 3.75%) を一定として定めた上に、通信料や加盟料、月額基本費用などを徴収せずにクレジットカードの決済を提供します。また、クレジットカード決済に必要となるカードリーダーはオンラインで申し込んだ人には無償で送付、AppleStore では 980円で販売していますがパッケージ内に入っているコードを使うことで 1,000円のキャッシュバックが受けられますので実質無償にて提供をしています。


また、クレジットカード決済から支払までの期間も、指定銀行であれば最短24時間以内に、指定銀行以外でも1週間以内に支払われます。これによって小規模販売店がクレジットカード決済を開始したために資金的にショートするというような問題が発生する事は起き難くなります。

このようにクレジットカード決済を支援するだけでなく、現金取引についても考えられており、クレジットカード決済を行う スマートフォン用アプリ「Squareレジ」では現金取引も記録できるようになっています。

また、現金、クレジットカードを問わずに行われた取引については、クラウド上にデータが保存され、Web画面にて統計データとして分析出来るようにもなっています。これによって販売傾向などを分析することが可能です。

これらの機能を Square は無償にて提供しています。

このような特徴が評価されて、アメリカ・カナダでは既に420万もの店舗が Square を利用。


日本はクレジットカードでの取引こそ少ないですが、商取引の規模、中小規模の会社が多いという特徴が有るので、今後成長するであろう市場として参入を行ったということでした。

Q&A の時間には、Square Wallet の提供については現在ローカライズを進めている過程ではあるが進捗は予定通りである事、キャッシュドロア・レシートプリンタなどがセットになった「Business in a Box」については機種選定に手間取っていたが日本における構成がホボ決定したので近日発表出来るであろうという事などが説明されました。

日本においては Square Wallet が未提供であるために、現在は決済における対応時間の長さが問題になる場合も有りますが、この問題の解決策として行う1店舗に複数のPOS端末を設置して販売を行う機能や、複数店舗の決済情報を一括して扱う機能については「提供時期は未定だが、サービスの次に行われるアップデートで提供する予定」という事でした。

また、現在は Square レジに商品を登録するためには 1製品1製品を手動登録しなくてはならない問題については「問題であると把握はしている。読み込み機能を付けるのか、それとも API として他システムとの連携機能として提供するのか、その方法については未定では有るが解決したい」という事でした。

グローバルデータ (エクスコムグローバル社) のクレジットカード番号流出問題が発生したばかりでしたので、セキュリティ問題についての質問も有りましたが、「Square はクレジットカードを扱う際に必要となるセキュリティ規格、PCIデータセキュリティ基準 (PCI DSS)のレベル1 に準拠しているのでセキュリティ的なリスクは少ない。もちろん、カード情報を加盟店に残すこともしないので、加盟店から情報が流出するという事は起き難いと思う」「クレジットカード会社が要求する認証、審査は全て行っている。支払サイクルが短いから適当に処理しているという事では無い」「加盟店がクレジットカード決済関連の問題に巻き込まれた時にはSquareが解決の手助けをする」と説明されました。

ここで重要な点は、Square は「対面販売において、物理的なクレジットカードの磁気ストライプを読み取って決済する」のが基本的な形となるソリューションという事。グローバルデータの例ではクレジットカードの番号、有効期限、PINコードが流出しているので、現時点ではオンラインショッピングサイトが多くの被害を受けています。流出データを元に偽造クレジットカードが作成されて、Square 利用店舗で使われるという可能性は 0 では無いですが、対面販売というスタイルの店舗で偽造カードを利用するのは手間とリスク面を考えると割に合わないであろう事が考えられます。

このように利用ユーザに対しても、決済をする店舗側に対しても、保護する策は何重にも講じて有りますので、メリットとデメリットを検討する必要は有りますが、必要以上に恐れる必要が有りません。

以上でFAQも終了。


その後は実働デモが行われ、大変盛況でした。


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