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CES 2012:Panasonic Avionics、飛行機内エンターテインメントシステム「eX3」は、iPadにも対応予定

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飛行機内エンターテインメントシステム「eX3」の客席側ユニット

飛行機内エンターテインメントシステム「eX3」の客席側ユニット

CES 2012において、Panasonic Avionicsが、B787 などの最新鋭機で多数採用されている飛行機内エンターテインメントシステム「eX3」の展示を行っていました。

まず、他社のオーディオプレイヤーは USB 接続する事で機内エンターテインメントシステムと連携出来るのに、iOS 搭載機については専用ケーブルで接続する必要が有る事については「Appleの認可とiOS搭載機の設計との関係」という事でした。


USB接続を行う場合には iTunes が動作する必要が有るもの、機内エンターテインメントシステムに搭乗客分の iTunes を準備する事は不可能。このために、Dockコネクタを使って 映像と音楽を取り出す設計にする必要が有り、このために専用ケーブルを使うような設計になっています。

続けて、iOS搭載機を接続する専用ケーブルでも iPad シリーズは動作・充電が出来ないことについては「Dockケーブルを使って機内のUSB端子に接続する事によって、機内エンターテインメントシステムと連携はしないものの充電は可能」という事でした。

また、近日中に iPad を iOS専用ケーブルで接続した際に機内エンターテインメントシステムと連携するようにするアップデータをリリースしますが、アップデータの適応については各航空会社の判断に任されるという事でした。

同時にiPadの充電も可能になる見込みですが、「飛行機内での電力は非常に貴重なため」にiPadへの供電機能まで有効化する航空会社は少ないだろうという見通しだそうです。


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