Macworldが、初代Macintosh 128Kが発売された1984年1月24日から30周年を迎えるMacintoshに関して、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアヴァイスプレジデントPhilip W. Schiller氏、ソフトウェアエンジニアリング担当シニアヴァイスプレジデントCraig Federighi氏、ソフトウェアテクノロジー担当ヴァイスプレジデントBud Tribble氏(非公式ながらCTOと見なされている人物)へのインタビューを掲載しています。

Philip W. Schiller氏は「AppleがMacintoshを発表した時にコンピュータを作っていた企業は全て無くなり、我々だけが唯一残っている。」と話し「何度も自分自身を再発明し、急速に成長するPC業界において、他よりも成長している。」と語っています。

30年にわたるMacintoshの歴史は決して平坦なものではなく、デスクトップPCとしてスタートしたMacintoshは、現在3分の2がノートPCとなっていて、長年にわたってMacintoshを開発しているチームは、独創的な概念によって開発し販売してきたが「Macは間違いなくMacのまま」だと語ったそうです。


最初のMacintosh 128Kの開発メンバーであったBud Tribble氏は「最初のMacintoshは、途方もない量の意見と創造力によって全力を尽くした結果だ」と話し「30年間続いてきたDNAの強いスレッドがあり、Macは、技術者によって人の意思を曲げるようなことをすべきではなく、簡単で親しみやすくなければならないなど、基本原則の根底にあるスレッドも重視されている。」と語ったそうです。

今日のAppleはMacによって定義されておらず、過去10年は、iPodやiPhone、iPadによって、ターボがかかったように成長を続けており、Appleのハードとソフトウェアチームにモバイル製品を取り組ませた結果、Macの開発が劇的に生き返ったそうです。MacとiOSのチームが同じチームであるという事実によって、アイデアの相互交流が生まれ、望んでいた以上にMacの推進力は増しているそうです。

Philip W. Schiller氏は「我々は両方の空間の中に位置しており、Macのトラックパッドでマルチジェスチャーを実現したことからも分かる通り、iPod touch、iPadなど全ての経験を模索している中で、これをパソコン環境でも実現する方法を考えたとき、とてもクールだと思った。」と話し、両方をやっているからこそ、こうしたアイデアが生まれると説明しています。

MacはいずれiOSと一緒になるのではないか?と言われている事に対して、Craig Federighi氏は「マウスとキーボードを使用する事と指でタップすることは同じではない」と話し「Macは30年以上かけて、キーボードとマウスに最適であるように磨きをかけてきた」とMacBook Air の画面を刺して語ったそうです。

Philip W. Schiller氏とCraig Federighi氏は「タブレットPCまたはクラムシェル・キーボード上にタッチスクリーンを付けようとするライバル企業がいるが、それは見当違いだと、Appleの考えていることをはっきりとさせたい。」と話し、ハードウェアの一部にタッチスクリーンを搭載するのは簡単なことだが、十分に良い経験が得られわけではないと説明したそうです。

Craig Federighi氏は「OS XとiOSには、メッセージ、カレンダーなど同じ名前を持ったアプリが存在するが、それぞれがまったく同じでなければならないとは考えておらず、誰かかiOSに変えることで、Macが良くなった言われたくないし、iOSとMacが異なる開発会社によって開発されたかのように、共通のビジョンが欠如したように感じるものにしたくはない。美学があり、原則的な共通のセットを持つものでありながら、独特の目的をもった最高の製品となるべく構築されているため、本質的な部分で不可欠となる部分が異なる。」と語っています。

企業において、人々は、ラップトップPC、タブレット、スマートフォンのどれかを選択する必要はなく、それぞれが特定のタスクにおいて特別な強みを持っており、人々が、それらを簡単に切り替えられることが出来なければならないと考えていて、Macがキーボードやトラックパッドを備えたデバイスとして最適な仕事が出来るツールとして30年間存在しているのは、適切だからだと説明しています。

Jason Snell記者は、3人の幹部とのインタビューで、電話、タブレット、ノートパソコンを持ち込んでいたが、インタビューを行う上で選択したのはMacBook Airだったそうで、その理由は、Macの30周年インタビューでiPadで書いていたら裏切りのように感じていたかもしれないと思ったそうです。

Craig Federighi氏は、記者のバッグを指差し「あなたは、仕事に適した1つを取り出した。それは多くのコンピューターパワーを持っているので、複数のウィンドウを開くために、大きなディスプレイが欲しい。それはタスクを達成するために最も自然なデバイスだった。」と話し、ソファーやバス停に立っているとすると「それぞれに最適な体験を利用しようとする自然なフォームファクターがあり、画一的なソリューションを取得しようとせず、仕事の方法や種類に合わせ、最適な体験を提供出来ることに焦点を当てている。」と語ったそうです。

Macintoshの20周年にSteve Jobs氏にインタビューを行ったとき、iPodが狂ったように売れていて「果たしてMacintoshを残すのか?」と疑問に感じ、Appleの将来にとってMacintoshは重要かと訪ねたところ「もちろん!当たり前!」と即答したが、3人の幹部は、戦略の重要な部分に言及していて「今のMacはすべての人々のものである必要はなく、自由を与えている。」とPhilip W. Schiller氏は指摘し「Macはこれからもずっとスーパー重要な役割があり、その役割に終止符をうつことは無く、スマートフォンやタブレットと組み合わせた役割は、使用したいものを選択することができることで、我々の見解は、Macがもたらす違いは、本当に価値があるものだと言い続け、Macは永遠に続く。」と述べています。


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