教育

古河市教育委員会、平2020年より小学校教育課程で「プログラミング教育」必須化に対し、Spheroロボット導入のメリットを語る

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茨城県の古河市教育委員会の教育部参事兼指導課長、平井聡一郎先生が、Spheroのスマートロボット「BB-8」用リモートバンド「Star Wars Force Band」を発売開始イベントにおいて、小学校教育における「Sphero SPRK+ロボット」導入のメリットについて説明しました。


平2020年次期学習指導要領において、英語に加え「アクティブ・ラーニング」が必須となり「学校教育 - プログラミング教育実践ガイド」を教える必要があるが、2018年次期学習指導要領として改訂され、2020年完全実施に向けての移行が始まるため、今日から1年6ヶ月後には始まってしまうと話しました。


小学校教育課程におけるプログラミング教育は、コードを書くといった開発そのものではなく、主体的・対話的で深い学びを実現し、各教科等の指導内容を学びながら論理的思考を持つことが目的だそうです。

ただ、大学の教育学部においては、こうした学習指導方法についての説明はされておらず、生徒も初めてなら先生も初めてということが問題だと解説していました。


2015年夏に「Apple Distinguished Educators」(ADE)で、Spheroロボットの存在を知り、2015年冬に古河市立大和田小学校での授業実践をスタートしたそうです。

また、2016年春に「Scratch Day 2016 in KOGA」も開催したそうです。


古河市教育委員会がSpheroロボットを選んだ理由は、まず丈夫で壊れないこと、本体だけで動き、付属品を必要としないため無くし辛いこと、操作が簡単であること、プログラムした結果がはっきり目で分かること、担当者の技術的知識が不要であること、見た目がかわいいので、生徒が興味を持ちやすいことなどを上げていました。


大和田小学校の授業を紹介し、Spheroで四角に動かす課題を与えた後、その動きを五角形に動かすという新たな課題を与えると、そこで多面体に対する取り組みが生まれ、各教科等の指導内容を学びながら論理的思考を持つという目的が自然に生まれると話していました。

また、複数のSpheroを複数人で協調動作させ、動きのあるパフォーマンスを作らせることで、グループにおけるアクティブ・ラーニング教育を行えると説明していました。


平井聡一郎先生は「古河市はSphero社と共に子どもたちの未来を切り開きます」と話し、待った無しの小学校教育課程におけるプログラミング教育に対し、積極的に取り組むと語っていました。



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