AIアバターやAI動画生成が身近になる中、単に「話す」だけでなく、会話が成立するAIおしゃべり写真が登場した。

Mac対応の動画編集ソフト HitPaw Edimakor に追加されたAIおしゃべり写真の新機能「会話トーク」では、1枚の写真から複数人による対話動画を生成できるのが特徴だ。

一人で動画やブログを制作している場合でも、独り語りにならず、掛け合い形式のコンテンツを作れる点は大きい。

複数人が写った写真をアップロードすると、AIが自動で顔を認識し、それぞれに音声やテキストを割り当てられる。

単なるAI音声読み上げではなく、発言を重ねて流れのある会話動画を作成できる点が特徴で、バーチャル系チャンネルや解説系コンテンツとも相性が良い。

操作は難しくなく、基本的な流れは数ステップで完了する。

Step 1.Edimakor の最新版を起動し、「新規プロジェクト」を作成。
Step 2.編集画面で AIアバター → おしゃべり写真 → 会話トーク を選択。
Step 3.複数人が写った写真を1枚アップロードすると、AIが自動で顔を認識する。
Step 4.各人物ごとに音声を選ぶ、またはテキストを入力してTTSで読み上げを設定。

Step 5.「会話を追加」を使って発言を増やし、やり取りの流れを作成。
Step 6.右下の「作成する」をクリックすると、生成結果をプレビューできる。

生成後は STT（音声から文字起こし）による字幕追加にも対応。
中でも「プログレッシブ」系の動的字幕は、会話動画との相性が良い。

より自然な会話にするには、人物同士が密集しすぎていない、表情が分かりやすい写真が向いている。

写真選びを少し意識するだけで、仕上がりは大きく変わる

AIおしゃべり写真の「会話トーク」は、写真を話させるだけでなく、一人でも会話形式の動画を作れるAIアバター機能だ。

Mac環境で手軽に試せる点も含め、個人クリエイターにとって気になる新機能と言える。