AppleのJennifer Bailey氏、フィンテックカンファレンス「Money20/20 USA」において、Apple PayおよびApple Walletの最新統計を発表
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2025年10月26日〜29日の期間、ラスベガスで開催されるフィンテックカンファレンス「Money20/20 | Fintech Events and Conferences 2025」に、AppleのApple Pay&Apple Wallet担当ヴァイスプレジデントJennifer Bailey氏が、基調講演に登壇し、Apple PayおよびApple Walletの最新統計を発表しています。
Apple Walletは、物理的な財布を簡単で安全、かつプライバシー保護されたデジタルウォレットに置き換えるというビジョンで構築されていて、Apple Payの開始から10年余りが経過した今、Apple Walletは決済の枠を超え、搭乗券・交通カード・ホテルキー・車のキーによるシームレスな移動から最新の身分証明書の機能まで、消費者の日常生活を支えていると説明しています。
Jennifer Bailey氏は「決済・旅行・本人確認分野におけるAppleの継続的な革新と、多様なパートナーエコシステムが「物理的な財布を置き換える」というビジョンを現実のものとしている現状について議論しています。
Appleの内部データ、Apple Payパートナーのデータ、業界情報源として、Apple Payは過去1年間で、世界中のクレジットカード・デビットカード取引における不正利用を10億ドル以上削減していて、Apple Payは従来のカード取引と比べ、不正利用を60%以上削減可能。ケースによっては85%、90%に達する事例もあるそうです。
また、承認率の向上とカード所有者の利用促進により、過去1年間で世界中の加盟店に1,000億ドル以上の追加売上をもたらしているそうです。
Apple Payの現状として、世界89市場で利用可能で、11,000以上の銀行・ネットワークがApple Payをサポートしており、アメリカでは小売店の90%で利用可能(11年前のサービス開始時はわずか3%)だそうです。
物理的な財布をより安全でプライバシー保護されたデジタルウォレットに置き換えるというビジョンの進捗については、Apple Walletは世界中の数億人のユーザーに、店舗・オンライン・アプリ内決済でApple Payを利用できる環境を提供しており、ユーザーは世界250以上の地域・800以上の都市で公共交通機関にタップして乗車可能だそうです。
iPhoneで非接触決済を受け付けられる「iPhoneのタッチ決済」機能は世界48市場で展開中で、1,500万以上の加盟店で利用可能だそうです。
