ハードウェア

ウエスタンデジタルジャパンのHuluコンテンツも楽しめるストリーミング・メディアプレーヤー「WD TV Live」製品発表会

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WD TV Live

WD TV Live

大手ハードディスクメーカの ウエスタンデジタルジャパン社による新たな分野へ取り組むチャレンジとなる「WD TV Live」が発表されました。

HDD という、コンテンツをセキュアで安全に蓄積させる機器を製造しているのが WD社。この蓄積されたデジタルコンテンツを「マネージメント」し、「何時でも、何処からでもアクセス」する事を簡単に出来るようにするための機器が「WD TV Live」になります。


手軽さを追求するために、表示デバイスとなる TV とは HDMIケーブル一本で接続するだけで準備は完了。


WD TV Live前面の USB ポートに HDD を直接接続するか、NAS と同じネットワークに Ethernet ケーブルか、WiFi で接続するだけで自動的にネットワークスキャニングが行なわれ、HDD及びHDD内のコンテンツへアクセスが可能になります。


また、WD TV Live は他社のインターネットサービスも利用できるようになっており、特に Hulu Japan との提携によって Hulu のコンテンツをTVで手軽に再生、楽しめるようになったのは非常に大きな差別ポイントです。インターネットサービスについては WD 社が順次対応サービスを増やしている最中であり、今後も Firmware のアップデートによって対応サービスの増強が行なわれます。


例えば、「現時点で Facebook には対応しているものの、Twitter には対応出来ていない」などの問題が有る事は理解しているものの、これは単純に協業体制と開発が間に合っていないだけであって、開発が完了し次第にサービスはどんどん追加して行くという事でした。


これらのインターネットサービスを利用する上で、必要となるのは「日本語の入力」ですが、残念ながら WD TV Live 単体と付属リモコンでは英語のみの入力しか不能。これは iOS・Android に対応した無料アプリケーション「WD TV Remote」を利用することで iOS・Android で入力した日本語を WD TV Live へ送り込むという方法で実現します。なお、WD TV Remote は付属リモコンで出来る機能は全てアプリケーション内に搭載されています。このために、事実上 付属リモコンを置き換えるアプリケーションという事が出来ます。


WD TV Live は 10,000円少々という価格から、AppleTV との比較が行われがちですが、iTunes エコシステムにおける TV表示機器という役割の Apple TV とは異なり、様々なフォーマットの映像・画像を再生出来るように設計されているために HDD から直接コンテンツを再生出来るというのが対応フォーマットの多様さが最大のメリットになっています。

また、他社のインターネットサービスを出来るだけ取り入れて活用しようとする方針も異っている点の 1つです。