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オンライン英語学習の「ココネ」のiPhoneアプリ開発インタビュー、英語をしっかり楽しく学習してもらうコンセプトがヒットの秘訣

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アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。


オンライン英語学習サイト「ココネ」がリリースしたiPhoneアプリ第2弾「英語組み立てTOWN」に合わせて、担当者にインタビューしてきました。

このアプリは、オンライン英文法学習ゲーム「Go!ファクトリスクランブル」をベースに、iPhoneアプリ版として開発されているそうです。

同社のコンセプトとしては、オンライン英語学習のココネと同様に、しっかりと学習してもらうためには、長く続けてもらう必要があり、その持続力維持のためにゲーム性を持たせているのだそうです。

第1弾としてリリースされたiPhoneアプリ「聞き取り王国」を含め「英語組み立てTOWN」は、App Storeの教育カテゴリに登録されていて、ゲームとして提供しているわけではなく、あくまで、楽しい英語学習アプリですというコンセプトで提供してるそうです。


ココネがiPhoneアプリ市場に参入することを決めてから、開発を担当することとになった担当者が最初にしたことは「iPhoneアプリ開発の本と、MacBook Airを買った」そうです。そこから初めて、最初のアプリが完成するまでにかかった日数は「2ヶ月」だったそうです。

元々、オンラインゲームの開発スキルがあったとは思うのですが、担当者曰く「Xcode」の開発環境がしっかりしていた事に加えて、問題点などが見つかった場合など、それらを解決してくれるTipsがインターネット上にはいっぱあり、それらを上手く使えば、ちゃんとアプリは開発出来ますよと話されてました。


同社は、韓国向けの日本語学習サイト「COCONE KOREA」も展開していて、韓国ではAndroid市場が大きいため、同じアプリのAndroid版も同時に開発しているそうです。

開発コードが異なる「iOSアプリ」と「Androidアプリ」の両立をどう解決しているのかと質問したところ、それぞれの担当者が開発中のアプリを動かし、コードベースの擦り合わせを行っているそうで、大変だけど出来ないわけではないそうです。


英語組み立てTOWN」は、日本文の質問に対して、画面上の単語を並べて英文を完成させると、その英文の発音を聞くことが出来ますが、この発声サウンド収録は外注ではなく、自社で行っているそうです。


英語学習アプリは、基本的に1人で学習するため、何か質問がしたいと思った時にそれが出来ない状況を解決する方法として、「聞き取り王国」には「王様」が、「英語組み立てTOWN」には「市長」がいて、質問をメールで投げると、24時間以内に返事が返ってくる機能が搭載されています。


面白いのは、この質問が英語に関する事だけではなく「好きな食べ物は?」とか、キャラクターに対する質問などもあるそうです。

実際に、App Storeのレビューを見てみると「王様 好き」とかの書き込みがされているのが分かります。アプリを使ったことが無い方、質問をしたことが無い方にとっては、何のことだか分からない部分ではありますが、こうした機能は、もくもくとアプリを楽しんでいる人にとって側に先生がいると感じられるため、よりアプリへの愛着がわく要因にもなっているような気がしました。


アプリで学習を続けていくと、トップ画面の街が発展するようになっていて、それによって自分のレベル成長度が分かる仕組みが採用されています。

自分の学習成長率を知る上で、単純なレベル表示ではなく、街を発展させるという行為に変えることで、ユーザー側は「もっと勉強しなきゃ」と感じず「街を発展させよう〜」とゲーム性を求めるようになるため、学習を強られているような気持ちを抱かないように配慮されているのも人気の秘密だと思いました。

全部で用意されている質問は1000センテンス以上もあるわけですが、これを最後まで楽しく続けてもらうためにはどうすれば良いか?を真剣に考えられているのがココネアプリの特徴ではないかと思いました。



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