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簡単にモーション・トラッキング機能などを利用出来る動画編集アプリ「Elasty」を試す

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Elasty

Elasty

Creaceedが、Mac用動画編集アプリ「Elastyicon」を、Mac App Storeにて販売を開始していたので試してみました。

ターゲットを決めて自動追尾して編集を行うモーション・トラッキング機能などを簡単に利用することが出来る動画編集アプリです。

アプリを起動したら、画面上に編集したい動画をドラッグ&ドロップします。


動画が表示され、右側に編集パレットが表示されます。

後から処理がしやすいように、先にトラッキングを作成します。

パレットのターゲットアイコンをクリックして、追跡したい物体をプレビュー画面の中から、マウスクリックして指定します。

指定すると四角いアイコンが表示されます。

トラッキングするアイテムは、編集パレットのTracking Probesに表示され、複数指定するとトラッキング名として登録されます。

その後「Track」ボタンをクリックすると、自動トラッキング解析が行われ、アイコンが対象物体を追尾します。



トラッキング解析が終了したら、次に、編集パレットからFXボタンをクリックして、トラッキングした物体に重ねるエフェクトを選択します。

通常使うのは「Blur」(ボカシ処理)だと思いますが、ハートや、画像なども重ねる事が出来ます。

エフェクトを重ねる場合、対象とする物体より大きめに配置すると、うまく処理出来ると思います。


その他の機能として、動画の手ブレ補正を行う事も出来ます。

Stabillzeにチェックを入れて、Analyzeボタンをクリックすると、手ブレ解析が行われます。

なお、この処理は、プロセッサ性能をフルで使用し、プロセッサ性能によっては、かなり時間が掛かる場合があります。

iMovie '11にも手ブレ補正解析機能がありますが、あまり激しい手ブレは諦めてしまいますが、Elastyの場合は、フレームが45度になるぐらいの手ブレでもがんばって解析してくれます。

ただ、やり過ぎ感はあるので、微調整は必要だと思います。


砂時計アイコンは、動画のある部分の再生速度を変更するリタイミング編集機能です。

Enable Retimingにチェックを入れ、Edit Speedボタンをクリックし、動画の速度を変えたい部分を範囲指定します。

Frame rateの値を変更することで、再生速度を調整出来ます。

ちょっと効果が分かりにくい微妙なレベルだと思います。


動画を部分的に切り抜きする「Crop」編集では、小ウィンドウに動画全体が表示され、切り抜きしようとしている選択範囲以外の領域を確認しながら作業を行えるようになっています。


動画保存は、処理状況がプレビュー画面に表示されながら行われます。

また、映像書き出し設定、オーディオ書き出し設定も調整することが出来ます。

この書き出し設定は、QuickTimeの設定を利用しています。


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