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Appleの「iMovie 11」を試す

iMovie 11

iMovie 11

Appleが発売を開始した「iLife '11」の動画編集ソフト「iMovie '11」をチェックしてみました。(Mac App Storeicon

基本ベースは、iMovie '09のようなので、iMovie '11とiMovie '09を比較して、変わった点などを中心に見てみました。


オーディオ波形

オーディオ波形

ソフトウェアを起動して表示される画面は、iMovie '09と同じですが、唯一違う点は、イベント画面、プロジェクト画面の両方に「オーディオ波形」ボタンが追加された事です。

このオーディオ波形表示は、iMovie '09の場合、任意のプロジェクトを選択して、詳細編集を選択し、オーディオトラックボタンをクリックすると、ムービークリップの下にピーク波形表示されました。ただ、編集を行う事は出来ませんでした。


このオーディオ波形編集は、ピークラインを自由に変更することが可能で、任意のオーディオトラックを選択して、部分的に音を下げることが出来るようになりました。

また、オーディオトラックの音量スライダをドラッグすると、ドラッグした部分だけ、ピークラインを100として、音量を下げる事が出来ます。

この、オーディオ波形編集は、以前、iMovie HDに近い機能が搭載されていて、とても便利でしたが、ようやく、iMovie '11で復活した感じです。


行表示

行表示

プロジェクトの右上に表示される行表示ボタンをクリックすると、プロジェクトを横一列表示させることが出来ます。


クリップ

クリップ

プロジェクトのインスペクタを表示させ、クリップタブを見てみると、新しく「オーディオエフェクト」が追加されています。

また、iLife '09では、速度調整を行う際、クリップ全体を変換する必要がありましたが、iLife '11では、そのクリップ変換作業が必要無くなり、直ぐに速度調整出来るようになりました。

さらに、手ぶれ補正に、画像の拡大率を調整する「最大拡大率」調整機能や、CMOSベースのビデオカメラ等で撮影した動画で発生しやすい動体歪みを低減させる「ローリングシャッター」調整機能が新しく追加されています。


オーディオエフェクトをクリックすると、20種類のエフェクトが表示され、マウスカーソルを重ねるだけで、編集しようとしているプロジェクトのオーディオが再生され、リアルタイムにエフェクト効果を確認することが出来るようになっています。


オーディオ

オーディオ

オーディオタブをクリックすると、背景ノイズを低減する補正機能や、イコライザー調整が新しく追加されています。

iTunesに似たイコライザーは、予め用意されたプリセットを選ぶだけで、イコライザー量を反映させることも出来るようになっています。


アニマティック

アニマティック

タイトル、トランジションは、iMovie '09と同じですが、地図と背景ボタンに、新しく「アニマティック」が追加されています。

このアニマティックは、ドラフトのレイアウトとして配置する「絵コンテ」を追加する機能です。

編集作業上、シーン切換えに、反映させたいイメージ機能だと考えると分かりやすいかと思います。

なお、このアニマティックは、動画書き出し時に反映されてしまうので、書き出しする前に取り除く必要があります。


プロジェクトテーマ

プロジェクトテーマ

プロジェクトテーマとして、新しく「ニュース」と「スポーツ」が追加されています。

また、メニューに「プロジェクトテーマ」が追加されています。

iMovie '09では、プロジェクトの情報にあった機能ですが、それが分離され、iMovie '11のプロジェクトの情報は、従来あった「タイミング」のみが表示されるように変更されています。


クリップ

クリップ

iMovie '11では、メニューに新しく「クリップ」が追加されています。これは、iMovie '09の編集メニューと、インスペクタにあった機能の中から、クリップ編集に関する機能をまとめたもので、より分かりやすくした機能だと考えられます。


共有

共有

共有メニューには、新しく、Facebook、Vimeo、CNN iReport、Podcast プロデューサーが追加されています。

それぞれの書き出しメニューに、最適なアップロードサイズ選択が用意されています。

従来は、YouTubeのみに用意されていました。


メディアブラウザ

メディアブラウザ

メディアブラウザからの書き出し時のサイズに、フルHDサイズ「1080p」(1920 x 1080)が追加されました。

また、iPhone用サイズに720pが選択可能になり、新しくiPadも用意されています。

なお、極小サイズの「176 x 144」が無くなっています。


映画予告編

映画予告編

新規プロジェクトを作成すると、従来のテーマに加えて、新しく「映画予告編」が用意されています。

この映画予告編は、後からプロジェクトに対して変換することが出来ないので、このためだけにプロジェクトを作成する作業が必要になります。

なお、アビー・ロード・スタジオで録音された、ロンドン交響楽団によるオリジナルのサウンドトラックが採用されています。


かなり大げさなプロジェクトで、好きなテーマを選択すると、プロジェクトライブラリに、イベントライブラリから、好きなクリップを放り込んでいくだけで完成します。

なお、iTunesライブラリや、iPhoto '11ライブラリから素材を取込むことは出来ないようです。


人物

人物

動画から人物の顔を認識する「人物検出」機能は、まず、メニューのファイル>ビデオを解析から「人物」を選択して、解析作業を行います。

手ぶれ補正と人物の両方の解析を行うことも出来ますが、同時実行ではありません。(手ぶれ解析の後に人物解析)


キーワードフィルター

キーワードフィルター

人物解析が終了したら、イベントライブラリの下のバーに、人物ボタンが表示され、それをクリックすると、人物毎のクリップが表示されます。

キーワードフィルターを利用したい場合は、環境設定で「高度なツールを表示」にチェックを入れ、キーワードフィルタパネルをクリックすると、解析結果から絞り込みを行うことが出来ます。

この検索結果の名称を人物名に変更すると、後から作業がしやすくなると思います。


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