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WWDC20:Apple Silicon MacはBoot Campをサポートしない

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Daring FireballのJohn Gruber氏が、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアヴァイスプレジデントCraig Federighi氏、AppleのiOS、iPhone/iPadマーケティング担当ヴァイスプレジデントGreg Joswiak氏をゲストに招き、WWDC20スペシャルインタビュー「The Talk Show Remote From WWDC 2020」(Podcast)を公開しています。


Craig Federighi氏

Craig Federighi氏

John Gruber氏は、AppleはMacを段階的に排して、iPhone、iPadに移行すると噂されていたが、今回の発表で、Macがさらに前進しすることを知ったと思うが?と質問されると、Craig Federighi氏は、Appleは、スマートフォン市場ででiPhoneを、タブレット市場でiPadを、パソーナルコンピュータ市場でMacを提供しており、それぞれの市場で最高の製品であり、Macに莫大な投資を続けていると話し、Macがさらに進化をとげる未来のために今回発表できたことを嬉しく思うと話しています。

Apple Silicon Macでは、John Gruber氏が一番最初にやりたいであろうターミナルを起動して作業が出来るし、Mac App Store以外からアプリケーションをインストールすることもできると話しました。

Apple Silicon Macでは、iPhone、iPadアプリも実行することが可能だが、デベロッパーは、Apple Silicon Macではダウンロード出来ないようにオプトアウトすることも可能だと説明しています。


Greg Joswiak氏

Greg Joswiak氏

Greg Joswiak氏は、今後数年間、Intel MacをサポートするmacOSをリリースし続けると話し、現在のMacは素晴らしいパソナールコンピュータであり、私は、Apple Silicon Macが出てくることを知っていたが、迷わず娘にMacBook Pro (16-inch, 2019)を買ってあげた。なので、何も心配はいらないと話しています。

Craig Federighi氏はは、仮想化フレームワークにより、x86プラットフォーム環境を実行することは出来るが、Intel MacでWindows環境を完全構築できる「Boot Camp」はサポートしないと説明しています。

直接ネイティブブートしなければならない必然性は感じられず、仮想化環境を提供するデベロッパーが実行できるよう開発してくれることを期待していると説明しています。

macOS Big SurがMacOS 10からMacOS 11へのバージョンナンバーを一段階変えたことに関して質問されるとGreg Joswiak氏は、Apple Silicon Macをサポートする最初のmacOSになるということが一番大きな変化点であり、また、今後Macの進化の未来を語り続ける受けで良い時期だと考えていると説明しています。

Macは長い間ウィジェットをサポートし続けてきて、その利便性についてよく分っており、そうした利便性をiPhoneにも提供しようと考えていて、また、iPhoneの機械学習やニューラルエンジンといった特徴的なハードウェアをMacでも使用可能にする必然性を感じていたと話しています。


Apple Park側の収録機材は、カメラはiPhone 11 Pro Max、マイクはSHUREのダイナミックマイク「SM7B」が使用されています。


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