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サンワサプライ、UDMA規格CFカードに対応ExpressCard/34接続CFアダプタ「ADR-EXCF」を試す

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ADR-EXCF

ADR-EXCF

サンワサプライのUDMA規格コンパクトフラッシュに対応したPCI-e接続のExpressCard CFアダプタ「ADR-EXCFicon」を試してみました。

この製品は、JMicron TechnologyのPCI Express to SATA II x2 and PATA x2 Host Controller「JMB366」を採用した、Delkin製の「ExpressCard 34」と同じUDMAモード1-6サポート(UDMA 6/133.3MB)製品のようです。


中に入ってるのは、ADR-EXCF本体、Windows xp用ドライバ CD-ROM、マニュアルです。


従来、市場に出ていたのは、OnSpec Electronicのチップを採用したElan Digital SystemsのEX111のOEM製品で、外見からするとExpressCard/34接続CFアダプタとしての機能差はわかりません。


それぞれをシステムプロファイラで見てみると、ADR-EXCFはPCIカードとして認識されているのに対し、EX111は、USB 2.0デバイスとして認識されていることが確認できます。


ADR-EXCFをMacBook Pro (Late 2008)のExpressCard/34に装着し、トランセンドジャパンのUDMA規格に対応した300倍速コンパクトフラッシュ「TS4GCF300」を装着してみました。

それなりに出っ張りますが、この辺りは致し方がないと思います。


さっそくAJA System Testを使用してベンチマークテストを行なってみました。

TS4GCF300は、Ultra DMAモード0-5対応、最大データ転送速度: 45MB/秒のコンパクトフラッシュカードです。

HD動画撮影で、大きなファイルを転送すると想定し、計測値は1280 x 720/8bitデータの512MBファイルで設定しています。

ADR-EXCFの読込み速度は約40M/s、EX111の読込み速度は約30M/sと、約1.33倍高速であることが確認できました。

ADR-EXCFの読込み速度は、TS4GCF300の限界値に達していると考えられるので、最大読込み速度80M/s性能を持ったフォトファーストの533倍速PLUSコンパクトフラッシュ「GM-533CF32SL」を使用した場合、さらに転送速度は上がると予想してます。

逆に、EX111の方は、サンワサプライのUSBハブ2ポート付カードリーダーライター「ADR-MLT5HW」で使用した場合と性能差が無かったので、USB 2.0接続の限界性能だと考えられます。


なお、Macで使用する場合は、ドライバが不要とありますが、DelkinのサイトではDelkin PCIE ExpressCard CF 34 ドライバ Ver.1.0.6の配布がされていて、JMicron Technologyのサイトで、さらに新しいJMicronATADriver Ver.1.1.0が配布されています。

このドライバをインストールしないと、ADR-EXCFをMac Proに接続したあと、CFカードを接続するとカーネルパニックになる場合があるので、必ずインストールすることをお薦めします。


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