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PFUのiPhone/iPad対応Wi-Fi・バッテリー搭載コンパクトスキャナ「FUJITSU ScanSnap iX100」をチェック

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FUJITSU ScanSnap iX100

FUJITSU ScanSnap iX100

PFUが、Wi-Fi・バッテリー搭載コンパクトスキャナとして「FUJITSU ScanSnap iX100」(FI-IX100)を発表しました。

iX というシリーズ名称から分かるように、ScanSnap iX500 に続く「GI」処理エンジンを搭載した新世代モデルです。

既存モデルを基準に考えると、ScanSnap S1100の後継機種となります。


iX100 では、S1100 の持つコンパクトで、どこにでも持ち運べるスキャナという特徴に加えて バッテリを内蔵させる事で電源が無い環境でも、そして Wi-Fi を搭載する事で iPhone/iPad などのモバイル機器しか存在しない環境でも、ワンプッシュでのスキャニングを実現しました。


バッテリを内蔵していますが、重量面では S1100 から50g増加の400g、サイズ面では高さが2mmだけ増加という誤差と言っても良いほどの僅かな差で収まっています。

この微増でありながらも、バッテリは 3時間でフル充電、A4サイズ用紙であれば連続260枚スキャンというパワフルさです。

また、バッテリが搭載されているものの、端末内の設計が優れている為に重量が全面にフラット配分されており、どの方向から持ち上げても違和感が無いデザインになっています。


Wi-Fi は iX100 本体に事前設定をしておく事で、電源投入直後に設定済みWi-Fiアクセスポイント(AP)へ接続しに行きます。

企業内の Wi-Fi において採用が多い IEEE802.1x のAPについても登録、接続が可能ですので、会社での利用についても問題ありません。


設定済み Wi-Fi AP が見付からない場合には iX100自身が AP となるアドホック接続の「ダイレクト接続モード」となります。

このために Wi-Fi が無い環境においても、iPhone/iPad などのモバイル端末から「ScanSnap Connect Application(日本語版)」を使用して、iX100 を利用する事が可能です。

このような特徴を持つ iX100 ですが、GI処理エンジンを搭載した事で肝心のスキャニングについても性能が向上しています。

A4カラーを300dpiでスキャニングした場合には 5.2sec で完了し、S1100 と比較して30%の処理時間短縮となります。なお、この速度は他社同クラスのスキャナと比較しても、最高速となります。

この短い処理時間においても、ScanSnap iX100 はスキャニングと同時にスキャニング用紙のサイズ検出、カラー判別、傾き補正、向き補正をキチッと完了させている点には注目すべきです。

しかし、iX100 は片面スキャンしか出来ませんので、両面印刷された紙をスキャニングする際には 表と裏の2回スキャンする必要が有ります。

但し、両面スキャニングをした場合でも「それでも、(処理完了までのトータル時間は) まだ最速クラスのはず」という事でした。


スキャニングの多彩さという面では、特徴が2点。

A3 用紙をスキャニングする場合、これまではA4サイズに2つ折りした上で「A3キャリアシート」に挟んでスキャニングする必要が有りましたが、iX100 ではサイズの関係上 A4サイズに2つ折りするという所までは一緒ですが、キャリアシートは無くてもスキャニング出来るようになりました。


また、863mm長までの長尺用紙をスキャンできるという特徴を使い、iX100 スキャン部の左右に名刺やレシートを連続して差し込んで行くことで連続して一気にスキャニング出来る「デュアルスキャン」モードも搭載されました。

ScanSnap ですから、用紙のギャップを自動的に認識し、差し込まれた用紙をそれぞれ別のデータとして認識、分離してスキャン結果として保存する機能は当然のように搭載しています。

このように、iX シリーズとして一新され、真のモバイルスキャナとして生まれ変わった ScanSnap iX100 は 2014年06月20日に 税抜21,112円、8%消費税込み 22,800円にて発売されます。




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