Vision

Apple Vision Pro、メガネやハードコンタクトレンズを装着しての利用不可

※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

ZEISS Optical Inserts for Apple Vision Pro

ZEISS Optical Inserts for Apple Vision Pro

Appleが、サポート情報「Using Apple Vision Pro with vision prescriptions and vision conditions」を公開しています。

Apple Vision Proは、さまざまな視力処方と視力状態に対応していて、処方箋の必要性や状態によっては、視聴体験に影響が出る場合があります。

処方箋入りの眼鏡やコンタクトレンズをお使いの方、特定の視力状態にある方、視力矯正手術を受けた方は、オプションについて確認するよう説明がされています。

眼鏡をかけたままApple Vision Proを装用することはできず、乱視用を含む度付きメガネが必要な場合は、Vision Proで使用できる「度付きZEISS光学インサート」を注文する必要があります。

Apple Vision Pro用のZEISS光学インサートを購入するには、読みやすい総合処方箋が必要で、総合処方箋には以下の情報が含まれている必要があります。

遠視用矯正と近視用矯正の必要性を別々に、同じ処方箋用紙が記載されている。 有効期限(期限切れ不可) 生年月日、氏名、処方者の免許証番号と署名。 中間距離、作業距離、コンピューター距離はその処方箋の一部であってはならず、コンタクトレンズの処方箋は受け付けられません。自分の処方箋が包括的かどうかわからない場合は、眼科医に相談し、この記事の説明を参照してください。

ZEISS光学インサートは、通常累進レンズや遠近両用レンズを使用する方を含め、大部分の矯正に利用できるそうです。

ごく一部の方は、メガネの処方箋にプリズムの値が追加されている事がありますが、現時点では、ZEISSはプリズム値を含む処方箋に基づいて光学インサートを製造することはできず、プリズムの値がある場合、処方箋にその値が表示され、球、円柱、軸、ADDの値とは別に記載されます。処方箋にプリズム値が含まれているかどうかわからない場合は、眼科医に相談するよう説明がされています。

処方箋によっては、ZEISS光学インサートでは、視力ニーズを満たせない場合があるとしています。

単焦点ソフトコンタクトレンズを使用の場合は、処方箋が必要なZEISS光学インサート(Prescription)無しでApple Vision Proを使用できます。

ハードコンタクトレンズを使用の場合、Apple Vision Proの使用に影響が出る可能性があり、視線追跡が困難で、眼科医から総合的な処方の眼鏡を選択するよう指示されている場合は、ZEISS光学インサートを注文をする検討する必要があります。そうでない場合は、ポインターコントロールなどの別の入力方法を利用します。

美容用コンタクトレンズはApple Vision Proと互換性がないため、デバイスを使用する前に取り外してください。

通常、老眼鏡と度付きコンタクトレンズを併用している場合は、ZEISS光学インサートをコンタクトレンズと併用すると便利です。

単焦点レンズの矯正手術を受けたことがある場合は、Apple Vision Proの対応処方範囲内で機能する包括的な処方を眼科医に相談します。

モノビジョンコンタクトレンズを使用している場合は、コンタクトレンズを外して、総合的な眼鏡処方に基づいてZEISS光学インサートを使用してください。

総合的な処方箋には、遠用矯正と近用矯正のニーズが含まれているはずです。中間距離、作業距離、コンピュータ距離は、その処方箋の一部ではありません。総合処方箋には、有効期限が切れていないこと、生年月日、氏名、処方者の免許証番号が記載されていること、読みやすいことが必要です。


応答性の高い精密なアイトラッキング

応答性の高い精密なアイトラッキング

メガネやハードコンタクトが使用できない理由は、LEDと赤外線カメラによる高性能アイトラッキングシステムが、目に見えない光パターンをそれぞれの目に投影して、瞳孔と角膜反射を追跡し、目の動きや視線の方向、視点が合うポイントなどを計算する「角膜反射法(PCCR) 」が用いられているためです。

片目に2個のアイトラッキングカメラを使用して精密にトラッキングするため、眼鏡やコンタクトレンズを装着した場合、そのレンズ表面に近赤外照明の反射像が生じるため、眼球角膜表面の反射像と誤って検出したり、反射像が不鮮明になり正しく眼球運動を計測できない場合があり、体験が損なわれます。


関連記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

新着記事