Beats初のIPX4等級で着せ替え可能なオーバーイヤーヘッドフォン「Beats 360」を試す
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Beatsの新型オーバーイヤーヘッドフォン「Beats 360」(ビーツスリーシックス)を試してみました。
Beatsのヘッドフォンとして耐汗耐水性能IPX4等級は初となります。
高度なAI学習アルゴリズムと、背景ノイズを除去するビームフォーミングマイクシステムにより、卓越した通話品質を実現します。
カラーバリエーションはブラック、クラウド、スカイ、ピンクの4色がラインアップされています。
Beats 360は、Beats Studio Proとは異なり、ヘッドバンドに折り畳み機構は搭載されておらず、AirPods Max 2と同様にイヤーカップを回転させて平らにすることは可能です。
ヘッドバンドは柔軟性が高い素材で出来ていて、高さを調整するためのスライダは金属製となります。
Beats 360は、USB-Cケーブルと互換性のある電源アダプタを使ってヘッドフォンを電源コンセントに接続して充電を行います。
充電を開始すると左のイヤーカップのステータスランプが赤く点滅し、ヘッドフォンが95%以上充電されると、ランプが白くなります。
Beats 360にはリップストップ生地のキャリングケースが同梱されています。
なお、Beats 360にはUSB電源アダプタ、USB-Cケーブルは同梱されていません。
また、Beatsステッカーも同梱されなくなりました。
アクティブノイズキャンセリングのための8つのMEMSマイクと、音声を拾う3つのマイク(2つがアクティブノイズキャンセリングと共用、1つが追加マイク)を搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、Beats Studio Proと比較して最大1.75倍のノイズキャンセリング効果を発揮します。
第4世代のBeatsカスタムチップを両方のヘッドユニットに搭載しています。
3層ダイアフラム構造を採用した40mmデュアルマグネットドライバを搭載し、Beats Studio Proと比べて12dB向上しています。
Beats 360本体の重さは、実測値で296gでした。
軽そうに見えますが、Beats Studio Proの260gと比べて36g重くなっています。
軽量に感じるのは、使用されている素材によるものと考えられます。
Beats 360をダミーヘッドに装着してみました。
右側のイヤーカップには、音量調節ボタン、再生/一時停止ボタンが装備されています。
左のイヤーカップには、電源ボタン、モードを切り替えるリスニングモードボタンが装備されています。
なお、Beats Studio Proには装備されている自動装着検出機能は非搭載となります。
Beats 360は、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングにも対応しています。
AppleおよびAndroidの両方に対応しており、ワンタッチペアリングなどが可能です。
なお、Beats 360はBluetooth 5.3ワイヤレス接続のみで、有線接続には対応していません。
Beats 360のリスニングモードボタンを押すと、以下のモードが切り替わります。
・アクティブノイズキャンセリング:外部ノイズを遮断して集中できるようにします。
・オフ:すべてのリスニングモードをオフにします。
・外部音取り込みモード:周囲の音が聞こえるようにします。
すべてのリスニングモードがオフのときは、適応型EQが有効になります。適応型EQは、装着と密閉の状態をスキャンして、その人にカスタマイズされたクリアなサウンドになるように音響周波数を調整します。
リスニングモードが変更されると、トーン音が再生されます。
Beats 360は、Appleの「探す」に対応しています。
iPhone、iPad、Mac、またはApple Watchの「探す」を使用して、Beatsが最後に接続された場所を地図上に表示できます。
また、Androidの「Find Hub」にも対応しています。
Androidデバイスの位置情報がBeatsアプリに記録され、Beatsデバイスを紛失した場合は、Beatsアプリを使って最新の接続場所を地図に表示できます。
Beats 360で、Apple Music再生してみました。
ドルビーアトモスでミキシングされた曲の再生時に、Beats 360が自動的に空間オーディオに対応するため、鮮明さを備えた臨場感あふれるサウンドを楽しめます。
優れたバランスのチューニングにより、細部までクリアに、低音も正確に再現します。
お気に入りの音楽に込められたエモーションをフルレンジで体験できます。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
Bluetooth接続の場合、中音域から高音域まで持ち上がり、超高音域では緩やかに下がることから、中高音域に注力したミュージック向けの設定となっているようです。
ノイズキャンセリングオフの場合、低音域が下がり音質が変わります。
Android対応
Beats 360は、Android用アプリ「Beats」を使用することでGoogle PixelなどのAndroidデバイスでも使用できます。
対応するAndroidデバイスでは空間オーディオも利用可能になります。
なお、Apple Musicの空間オーディオは「Dolby Atmos」仕様のため、AndroidデバイスがDolby Atmosに対応している必要があります。
イヤークッション・ヘッドバンドクッション付け替え可能
Beats 360はBeatsで初めて付け替え可能なイヤークッションとヘッドバンドクッションを採用した新しいヘッドフォンで「Beats 360クッションキット」も8,900円で発売開始されます。
クッション素材で通気性に優れた「Performance Knit」モデルは、ブラック、クラウド、ピンク、スカイ、ボルト、ネイビーの6色ラインアップされています。
通気性が高く、軽やかな着け心地のダイヤモンドニット構造で、ワークアウトに最適です。
ソフトレザーで上質な着け心地の「UltraPlush」は、ブラック、クラウドの2色がラインアップされています。
Beats Studio Proのクッションと同じ上質な素材を採用し、柔らかくなめらかな着け心地で、長時間の使用でも快適です。
どちらも自由に付け替えが可能です。
