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PLUS ONE DAY:Photoshop伝道師による最新テクニック紹介

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アドビ システムズが、2013年11月08日にJPタワーにて「PLUS ONE DAY」を開催し、Adobeの主席デジタルイメージングエバンジェリスト、ジュリアン・コスト氏、Adobeの主席クリエイティブディレクター、ラッセル・ブラウン氏、通訳はグラフィックデザイナー遠藤悦郎氏の3人による基調講演が行われました。

ラッセル氏は、今回「VAIO Duo 13」を使ってデモを行い、日本初来日したジュリアン氏は、MacBook Proを使ってデモを行っていました。


最初に、ラッセル氏は、Photoshop CC 14.1で追加された「Generator」技術をつかった機能を紹介していました。

生成>画像アセットを選択し、レイヤー名を付けるだけで、ファイル書き出しする時に、その名前を自動付加してくれるが、いちいちレイヤー名を変えるのは面倒なので「Adobe Layer Namer」という新機能を初披露してました。

この機能は、画像ファイル選択や、2倍拡大サイズも同時生成することが出来るそうです。


ジュリアン氏は、全ての写真をAdobe Photoshop Lightroom 5で管理していて、それぞれの設定値を. 変えながら複数枚連続で撮影するブラケティング撮影した写真の中から3枚を選び、Photoshop CCのHDR Proに渡し、HDR合成することが出来るが、32bitのままだと編集機能が使えなくなってしまうが、階調を維持したいので「ACRでトーニングボタン」をクリックすると、CameraRawに引き渡され、32bitのまま編集作業が出来ると紹介していました。

CameraRawで編集する場合、HSLパネルに切り替えれば、選択した部分だけ彩度調整を行う事ができ、また、選択調整ツールを使うと、部分的に元に戻す事が出来ると紹介していました。

編集作業したレイヤーを複製し、複製レイヤーをCameraRawのHSlパネルからグレイスケール変換し、ドラマチックな写真編集を行っておき、レイヤーマスクを作って合成すると、グレイスケールの中で、パートカラーで部分的にカラーを起こす事が出来ると紹介していました。


ラッセル氏は、新しい色域選択機能として、色域指定で「範囲」が新しく追加され、きれいに中間調選択が出来るようになったと紹介していました。

グレイスケール選択が精密に行えるようになるそうです。


スマートオブジェクトレイヤーを選択し「ゆがみ」フィルターを使う場合「詳細モード」をチェックすると出来る事が増え、歪んだ箇所をスムーズにする機能が加わっていると紹介していました。


ジュリアン氏は、CameraRawのHSLで、ほとんどのカラーを落とし、編集するテクニックとして、スプリットトーンを使わないで、カラーポイントを利用したトーンカーブ編集を行うテクニックを紹介していました。スプリットトーンでは、細かなトーン調整点を使用しての編集は出来ないので、この上級テクニックの方が良いそうです。

また、編集作業をプリセットとして保存することができるが、必要な部だけを残す事も出来ると紹介していました。

この保存したプリセットを、Adobe Brige CCから複数選択した写真に対して一括適用する事が行えると紹介していました。


Photoshop CCのアクションを使ったテクニックとして、条件付アクションを使用することで、横位置、縦位置で分けたアクションを作成する事によって、写真の縦横位置を自動検出してアクションが適用されると紹介していました。

ジュリアン氏は、Behanceに写真を公開していると紹介した。


ラッセル氏は、Adobe Premiere Pro CCからPhotoshop CCで編集したオリジナル動画ファイルをすぐに呼び出す事が可能で、CameraRawフィルターを使った動画編集が行えると紹介していました。

Adobe Premiere Pro CC のワープスタビライザーを使って手ブレ補正を行うと良いと紹介していました。


ジュリア氏は、Adobe InDesign CCを使って、インタラクティブなコンテンツアップを作成することが出来ると紹介し、Photoshop Lightroomの中でバーチャルコピーを作成し、全ての補正を切り、切り抜きだけを残すというプリセットが用意されていて、それで、オリジナル写真を複製し、それをレイヤーカンプファイルとして書き出し、InDesign CCに取り込んですぐに別のコンテンツアップを作成することも出来ると紹介していました。


ラッセル氏は、定番のゴジラデモとして、今回は、Adobe Illustrator CCで生成したゴジラファイルをPhotoshop CCに読み込み、3D作成の押し出しを使用して、3D編集することが出来ると紹介していました。


特別ゲストとして、アーティストのレイス・バード氏が登場し、VAIO Duo 13を使ったタッチペンの筆圧感知機能を使ったフリーハンドテクニックを紹介していました。


ジュリア氏は、Adobe Photoshop CCの新機能「パースペクティブワープ」を使って、パースを使って自由変形が可能になると紹介していました。


最後に、会場にいる参加者に「VAIO Duo 13」が当たると話し、座ってる椅子の下を見るようにいうと、会場にいた女性の方が当選していました。




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