Zaim

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Zaimが、2011年7月にリリースした無料のレシート家計簿アプリ「Zaim」は、リリースされて以降、ずっとApp Storeの無料ファイナンスカテゴリーで上位にランキングされ続けている。

リリースされて2年が経過している今でもその状態は変わらない。単純に「なぜなんだろう?」と思い、同社代表の閑歳 孝子氏にインタビューしてみた。


閑歳さんとは、5年前のブログディナーに参加した頃に知り合い、閑歳さんが開発したユーザーローカルからリリースされたサービスなどを良く利用していた。

そんな事もあり、自分の中ではデーター解析エンジニアと思っていた。実際に閑歳さんが使用するMacBook Airは、テクノロジー系のステッカーが一杯貼られている。

唐突に「Zaim」は誰向けに開発し始めたのかを聞いてみたところ、返ってきた答えは「お母さん」だった。

2011年にテクノロジーに縁が遠そうな自身の親が、今後スマートフォンを使用するようになり、そうしたユーザーでも使えるアプリが必要になるだろうと考え、その中で「家計簿」が思い浮かんだのがきっかけだったそうだ。

閑歳さんの得意分野でもある「アクセス解析」を生かし、人間が一生関わる「お金」に着目し「分析によって、物事を簡単にする」というテーマを柱に開発したと話していた。


このZaimは、レーシトをカメラで撮影すると、レシート情報を解析し、合計金額、日付、品目などが分類分けされる。実は、このレシート解析は非常に賢く、レシートに記されている時間を元に、時間帯からどういった物を購入したかを推測しているそうだ。

正確に読み取るのは当たり前のようだけど、その当たり前を実現するために、かなり高度なことを色々とやっていると聞いて驚いてしまった。

こうしたローカルな物を簡単に入力出来る反面、インターネット経由で銀行やクレジットカード、Amazonなどの入出金データーは「OCN 家計簿」との連携か、手入力によって行う仕組みを採用している。手動で行うのが面倒なことは自動的に行えて、Moneytreeのようにインターネットバンキングサービスから直接データーを引っ張ってくるサービスの実装は、非常に慎重な姿勢をとっている。


本人の中では、それが今でもアプリ開発の線引きになっているようで「Zaim API」を使用したChrome Extension「Kicchom」一つとってしても、非常に便利な外部ツールではあるけれど、IT業界人でもないお母さんにChrome Extensionを使えば?と推奨するのはどうかと思うと話していた。

この一貫した使用するユーザーとして初心者を絶えず考える姿勢こそ「Zaim」が、多くのユーザーに指示される一番大きな理由なんじゃないかって思った。

以前、AUGMにおいて、デジタルステージの平野 友康会長は、10メートルマーケティングについて話していて「遠くの誰かではなく、自分自身の側にいる人に理解されなければ、その先で理解されるなんて有り得ない。」と説明していた。

その直ぐ側に居る人として「家族」が使えるかどうか?は、アプリ開発を行う上で、とても重要な事なんじゃないかって感じた。

アプリがどれだけ愛されているかも重要で、YoheiM.NETが開発したiPhoneアプリ「EasyPost to Zaim」というZaimをより便利に使用するためのツールがあることからも分る。

これは、ゲームにもツールにも言える事で、関連アプリが出るということは、パワーユーザーがいる事の証明でもあると思う。

閑歳さんによると、Zaimを使用するユーザーの最高年齢は、81歳の方がいることが分っていると話していた。また、シェアハウスの運営資金を複数のユーザーで管理するのにも使われているのだそうだ。

インタビューの最後に、実際にお母さんは使っているのか?と質問したとろ、まだフューチャーフォンのままで、iPhoneそのものを手にしていないとの事だった。落ちのように聞こえるかもしれないが、きっと直ぐにお母さんに使ってもらえるだろうと感じた。

Zaimはそのために開発されたのだから。


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